学生時にやらかした小さなことのせいでワークビザが取れなかったインド人

学生時にやらかした小さなことのせいでワークビザが取れなかったインド人

 

キオラー☆ マオリ語でこんにちは~! 最近聞いた、「え、そんなことで?」っていうビザ却下の理由を紹介したいと思います☆

 

移民局の監視はあなたが学生ビザを取った時から始まっている

 

これは割とよく知られていると思うのですが、学生ビザは授業への出席率が悪いと取り消されます。あくまでも勉強するためのビザなので、出席率が悪いと、この国に来たのは何か別の目的があるのかな?と疑われて、そこでビザが取り消しになってしまうんですね。

この理由で学生ビザが取り消しになったりすると、その後のNZのビザの申請すべてに影響が出ます。 この記録はずっと残るので、なぜ学校に行けなかったのかの理由をしっかり言えないと、将来のビザが降りにくくなったりします。 注意しましょうね!

ただ、今回私の友達から聞いた話は、これとは別件です。

 

ビザ却下の原因は論文

 

あるインド人が、NZの学校を卒業後に仕事を無事に見つけたのにも関わらず、ワークビザの申請を却下されました。申請却下の理由は、その人が学生時代に書いた論文でした。 彼の書いた論文、内容のほとんどが、あるゆるところからのコピペだったのです。最近は大学側もコピペ発見ツールにかなりのお金をかけていて、ネット上にあるものはもちろん、世界中の大学図書館にある論文や研究レポートまでを含む莫大な量の文章の中から同じ並びの表現はないかなどのチェックをしています。彼の場合はだいたい80%くらいがコピペだったのがバレたようです。「増える」を「増加する」って言いなおすなど、ところどころ微妙に言葉を変えていたのですが、コピペチェッカーにかけるとそういうのも全て浮き彫りになるようです。

 

 

ボヤかしてますが、コピペチェッカーにかけると↑こう見える(色の付いた文字は全てコピペ)

 

学校の課題の小論文をコピペで作ったり、テストでカンニングしたのがバレると、どういう問題になるのか。たかがカンニングやコピペで?って思われるかもしれませんが、NZではこれは犯罪とほぼ同じように扱われます。 論文でのコピペはアイデアの泥棒なので、犯罪といっちゃあ犯罪ですね☆ もしもそれがバレると、学校から移民局に連絡が行き、移民局の記録に残ります。 前科が付くので、これが後々引きずるんですね。 

 

ワークビザや永住権などの長期間の滞在ビザだけでなく、基本的にどのビザも申請書にGood Characterという項目があります。これは、「この人物は正直者で信用に値するかどうか」という項目です。 過去にNZや他の国でのビザ申請などで嘘をついたり、犯罪歴がある場合は、ここで引っかかります。審査時に移民局の職員がこの記録を見て、その後は職員の裁量で「入国を許可するかどうか」や「申請を通すかどうか」を決めます。 

学生時代にカンニングしたり、コピペ論文を出した人も、実はこの「Good Character」に引っかかるんです。 「正直者でない」というレッテルを貼られます。 私の友達の友達のインド人は、どうやらこれが原因でワークビザの申請を拒否されたようです(これだけじゃないかもしれないですけどね)。 高い料金払ってNZの学校に2年間も通ったのに、なかなか可哀想ですよね。

今NZで学生をしている人、たかが学校だからと舐めてかからず、課題やテストは自分の力でやりましょうね~☆