<ニュージーランド>入国拒否・ビザ申請却下・失敗エピソードまとめ<オーストラリア>
- 2019.01.08
- NZ役に立つかもしれない情報
- 永住権
最近少しずつ周りの人に永住ビザをどうやって取ったのか聞き取り調査しています☆ 私が今持ってるワークビザはビザアドバイザーに大部分を任せていたらなぜか取れちゃったので、ニュージーランドならそんなに難しくないのかもしれません。
私は正直な話、ワークビザは出ても出なくてもどっちでもいいな~という、ちょっと投げやりなスタンスで適当に申請しました。あの時はまだ少し日本に帰りたいな~って思っていたからです。 でも、今はニュージーランドに残りたいなって思っているので、次のビザ申請は真剣にやるつもりです。
ポジティブに生きたいけど根がネガティブな私がまず集める情報は、成功経験よりも失敗談です☆
ビザトラブルを回避しよう
どうして成功者の経験談よりも失敗した話が聞きたいかというと、ニュージーランドの移民法がほとんんど毎年くらいの頻度でコロコロと変わりすぎるからです。成功した人達の経験は、その時の移民法の条件下でしか通じない話です。
ニュージーランドはここ2~3年くらいで大幅に移民の条件を変えました。3年前なら永住権が取れていたジャパニーズレストランのシェフやマネージャーも、今の条件で申請したらパスできる人はその中の10%以下にもなるそうです。
成功の条件は時代によって変わるんですね。
でも失敗の原因はいつの時代もそんなに大きく変わらないと思います☆
なので、「こうすれば永住権が取れる」よりも「これをしたらヤバい」を先に勉強しておくことにしました。 すべて人から聞いた話なので、詳細は自信ありませんが、この日記が外国で労働ビザや永住権の申請を考えている人の参考になるといいな♪
入国拒否・ビザ申請失敗例まとめ
その1 スマホの中身を見られて入国拒否
A君はオーストラリアでワーホリ終了後にいったん日本に帰国しましたが、その後にワーホリ中に働いていたレストランから「ワークビザ出すから戻っておいで」って声をかけられます。「とりあえず今人手不足だから、まずは観光ビザで戻ってきて!」とも言われました。
観光ビザで再入国して、後で労働ビザに切り替えようという作戦でオーストラリアに戻るA君。入国のランダム検査で運悪くスマホをチェックされてしまいます。 A君のフェイスブックのウォールには「イエーイ!オーストラリアに戻ることになりました。しっかり働きます!」という投稿と大量のいいね!…
その場で入国拒否、そのまままっすぐ日本に帰ることになったそうです。一度入国拒否されると、記録に残ってしまい、オーストラリアにはその後数年間入国ができなくなりますし、オーストラリア移民局が情報をシェアしているニュージーランドやカナダ(?)に行く時にも影響が出てしまうようです。
その2 大量のエ〇ビデオが見つかって尋問<入国拒否は回避>
NZで働いていたB君、日本に一時帰国してからNZに戻る時、同僚からお土産として「成人向けビデオ」を買ってくるよう頼まれます。 一人ならともかく、同僚10人くらいから頼まれてしまいました。 50個の成人向けDVDでスーツケースが埋まったB君。
彼も運悪くランダム検査に引っかかり、「スーツケースを開けて」と言われます。開いたスーツケースからあふれ出るエ〇DVD…
成人向けビデオを持ってきてNZで売ることは禁止されているので、入管の人が気になっているのはB君が売るつもりなのかどうか。 B君は大声で言いました。
「It’s all for me! I am going to watch all!」 全部自分用です! 全部見るんです!
B君は入国を許されました。
その3 やっと取れた永住権が直後に取り消しに
長い間オークランドのジャパニーズレストランで働いていたCさん。永住権の申請結果が出る前にその時持っていたワークビザの期間が過ぎてしまいました。 慌ててワークビザの申請をしたので、結果が出るまでの「一時滞在ビザ」がもらえましたが、このビザではNZに残ることができるだけで労働は許可されていません。
次のワークビザは2週間ほどで出ます。2週間だけお休みを取ればよかったのですが、Cさんは引き続きレストランで働いてしまいます。小さな店なので簡単には休めなかったんですね。働いていたことを移民局にバレなければいいだけですし、バレるはずもなかったのですが、レストランのマネージャーがやらかしてくれました。 働いてはいけない2週間分の給料を、キャッシュで渡せばいいのに、しっかりとCさんの口座に振り込んでしまいます。新しいワークビザが出た後すぐに永住権も承認されたのですが、労働が許可されていない期間中に働いていたのがCさんの納税の記録からバレてしまい、永住権まですべて取り消しになってしまったらしいです。
その4 英語が話せず永住権申請却下
今ではIELTSスコアの提出が必須になったNZの永住権申請ですが、3年前までは必須ではありませんでした。 IETLSスコアを提出しない場合、ランダムで電話面接が入ることがあったそうです。 Dさんはジャパニーズレストランでヘッドシェフとして永住権を申請しましたが、IELTSスコアは提出しませんでした。
ヘッドシェフとして永住権を申請する場合、
・メニュー作成
・雇用
・予算管理
などを含む業務を自分の裁量でできないといけません。
Dさんの永住権申請はペーパー上は何の問題もなかったのですが、移民局からの電話面接の電話がある日突然来ました。
移民局のオフィサー「…それで、予算管理はどうやってるんですか?」
Dさん「“ヨサン”? それって食べれるの?」
オフィサー「あ、ありがとうございました~」
Dさんは予算管理も実際にはしていたらしいのですが、ジャパニーズレストランで従業員が全員日本人だったから、英語はほぼ使ってなかったんです。
後日Dさんは移民局から「あなたはヘッドシェフとしての業務をしていないようなので、残念ですがこの申請は却下します。」という手紙を受け取りました。
その5 スポンサー会社が移民局のブラックリスト入りしていた
悲しい話なんですけど、日本ではこれが普通なんだからというノリで不当な待遇で従業員を働かせる日系企業(日系に限らないけど)は多いんです。あまりにもやってることがエゲツないと、その企業は移民局の外国人労働者搾取企業リスト入りをして、労働ビザや永住ビザのスポンサーに一定期間なれなくなります。
Eさんはとある日系企業でワークビザ取得のためにシャカリキに働いていたのですが、その企業が誰か(おそらく元従業員)の密告によって移民局のブラックリスト入りをしていたため(そして社長がそのことを黙っていたため)、その時持っていたワークビザの期限が来ても更新ができず、泣く泣く帰国することになったそうです。
これはEさんまったく悪くないからかわいそうですよね。
↓こちらも参考にどうぞ☆
まとめ
失敗から学べることの方が多いですよね。話を聞いていて思ったのは、「移民局にはいっさいウソをつかない方がいい」ということです。 過去に軽い気持ちでついたウソが後になって大問題に発展ということが失敗談ではよく見られます。あと、変なことをしている怪しい企業で働くのもやめた方がいいのかもしれないですね。
NZの移民局は他の国の移民局ともつながっていて、渡航者の記録をシェアしているようです。 申告内容に矛盾があるとそこを突かれて、そこでうまく説明できないと、「この人は信用できるか分からない」というレッテルを貼られます。そしてその記録はその後のビザ申請にも影響が出ます。
過去に犯してしまった犯罪はどれだけ軽くても毎回しっかりと申告しましょうね! ちゃんと正直に言えばたいていは問題にはならないですよ(^^)
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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