英語圏の人達が数学苦手なのは英語のせいだと思います~ティーンって何歳から?~

英語圏の人達が数学苦手なのは英語のせいだと思います~ティーンって何歳から?~

 

私の友達に中欧の方と結婚した日本人がいるのですが、このヨーロッパ人の夫が微妙に性格悪いです☆ 

いや、性格悪くはないです。すみません。普段はめちゃくちゃいい人なんです☆ でも、他人から嫌なことをされると流せないというか、さりげなく復讐しないと気が済まない方なんですね。

 

そんなヨーロッパの彼(Hとします)と、私の友達Nちゃんと私の3人でWarehouse(安い日用品が置いてある店)に買い物に行った時の話です。

 

レジ(英語だとcashierって言いますね☆)の人がお釣りを間違えてしまったのですが、最初はHさんもNちゃんも優しく「それ間違ってるよ~。」って指摘してあげていました。 が、Warehouseの店員さんが認めようとしなかったんですね。

 

ちょっとイラつきながらも、まだ優しく丁寧にコンコンと説明するHさん。最終的に店員さんも自分のミスを理解して、ちゃんとしたお釣りを返したのですが、最初から最後まで一切あちらから謝罪がありません☆ なかなかふてぶてしい態度で「ほら、釣りだよ。さっさと行け」と言わんばかりという態度です(笑)

 

ここでカチンときたHさん、「こんな計算もできないのにあの子はレジで働いてるの?」って聞こえよがしに言います。 ああ、そんなケンカ売らないで…と思う私達。 さらに追い打ちをかけるように「いや、こんな計算もできないからこんなところでレジで働いてるんだね」(←ひどい)とまた大きめの声で言いました。今回はレジの子もこっちを見てました。

そこまで言わなくても…と思うのですが、先にケンカを売った(←売ってはいないか)のはレジの子だから、仕方ないっちゃ仕方ないんですけど。 小売り店で働くのってストレスたまることもあるでしょうけど、お客さんには関係ないからニコニコしててほしいですよね。 

Hさんも少しアレだな~とは思うものの、冷静になってみるとムカつくことがあった時、少しずつ小出しに怒るのはいいことだと思います☆ 溜め込んで後で爆発して関係ない人が巻き込まれるのも可哀想ですしね♪

 

前置きが長くなりましたが、英語圏の子達の方が数学が苦手という話を聞いたことがありますか? 私はNZに住んでそれは正しいと思いました。 簡単な消費税の計算等ができない人が意外と多いんです。(こっちは全ての商品が税込価格で表示されてるので、消費税の計算もしなくていいというのもありますね。) 仕事のメールで分数を入れて説明したら、「分からないから分数使わないで」って言われたこともあります。

 

いくつか理由がありますが、私は根本的な原因は英語の数の数え方じゃないかと思います☆

 

英語圏の人達が計算を苦手な理由

英語圏の人達が数学、というか計算を苦手な理由は、英語という言語に隠されていそうです☆

その1 英語の数の数え方が複雑

1から10までは日本語も英語も同じなのですが、11から大きく違います。

日本語の場合、11は「じゅういち」と読み、10+1 という風に認識されます☆ 子供の目にも一目瞭然です!

でも英語の場合、11は「テンワン」とは言わず、「イレブン」って読むんです。日本語なら11は、10と1で成り立っているところ、英語では「イレブン」という独立した単語が存在するんですね。 12も「tweleve」という1つの独立した単語です。 英語は1から12まではなんと時計の短い針と同じ12進法を使っているんです(60進法ではないけど)。

 

その後、日本語は十三、十四、とひたすら分かりやすく数を数えるのに、英語はthirteen, fourteen と謎のteenが現れます。 ちなみにたびたび10代と訳されるティーンエイジャーですが、12歳まではteenが付かないので、正確にはteen は13歳から19歳までです。

↓Redditの有名な画像

 

ひたすら分かりやすい日本式の数え方と、分かりにくい英語の数え方。そして頭がおかしいフランス式の数え方。

 

私はこの変な数え方のシステムが子供が算数をできなくするのに一役買ってると聞きました。 英語圏の小さな子供は、この数え方のせいで、11が10と1で成り立っているということを直感的に理解できないらしいです。 だから日本人や中国人などアジア言語で育った子の方が算数ができる子になるとか。 

 

その2 分数が分かりにくい

3/5は日本語だと、「5分の3」と読みます。 つまり「5つに分けたうちの3つ」です。 英語だと「Three fifths (5分の1が3つ)」または「Three over five (5の上に3)」と読みます。 どちらも言葉の雰囲気からは意味がつかみにくいんです。特に three over five ってなんやねん(>_<)

それでも分数の掛け算割り算になってくると日本人も苦労しますからね。

 

その3 キーウィは中学生くらいから既に計算機使ってる

他の国については分かりませんが、NZでは12歳くらいから子供達は学校で計算機を使ってます。 だから日本の子供のように学校で計算の練習をしないんですね。 計算の練習なんて退屈ですけど、お釣りの計算くらいはできるようになるので、それなりに意味があったんですね~☆

 

もしも外国人の人と結婚して、英語圏なりで暮らすことになったとしても、頑張って子供には日本語教育をした方がいいかもしれないですね☆