「彼はジャンキーかもしれないけど、アル中なはずはないよ!」を英訳してみよう☆

「彼はジャンキーかもしれないけど、アル中なはずはないよ!」を英訳してみよう☆

 

 

なんだか天気がよくない今日この頃、そんな日は助動詞を使って、話し手の確信の度合いを変える復習をしましょうね☆

今日のお題

「ジャンキーかもしれないけど、アル中なはずはないよ!だってアイツ酒飲めないもん!」

今日は助動詞を使って、話し手の確信の度合いを変える復習をしましょうね☆

 

英語にはいろいろな助動詞があります。(can, will, must, should, shall, may, might, wouldなどなど)。 

 

それぞれ他の動詞と組み合わせることで、補助的な意味を追加することができます。

 

例: can 「~できる」   I can dance. 私は踊れる。

must 「~しないといけない」  You must go home. 君は家に帰らないとダメだよ。

 

助動詞の推量表現

上記の使い方の他に、助動詞には「話し手の確信度を表す(推量表現)」という使い方もあります!

 

He has a dog. 彼は犬を飼っています。 

He could have a dog.  彼は犬を飼っているかもしれないよ

 

Her boyfriend is rich. あの子の彼氏はお金持ちです。

Her boyfriend must be rich. あの子の彼氏はお金持ちに違いない

 

確信度はだいたいこんな感じになります↓

確信度

強い will > must > should > can = may > might = could 弱い(自信なし)

 

そして今日のお題

「彼はジャンキーかもしれないけど、アル中なはずはないよ!だってあいつ酒飲めないもん!」

 

 

(1) まず、「彼はジャンキーかもしれない」から訳していきましょうね。

 

「彼はジャンキーだ」は He is a junkie.

これに、 「たぶん、~かもしれない」という意味の maybeを付けて、Maybe he is a junkie.という文にすれば、 「彼はジャンキーかもしれない」という意味になります。

 

でも、今日はmaybeの代わりに助動詞を使って同じような意味の文を作りましょう☆

 

「~かもしれない」を表す助動詞は、can, may, could, might です!

 

can,mayの方が確信度がやや高くて、couldやmightはほとんど可能性がない場合に使います。 今回は確信度が分からないので、どれをつかってもいいですよね。mayでいきましょう☆

 

He is a junkie.これに may を付けます。 助動詞はいつも動詞の原形の前に付けますね。この文の動詞は is です。 isの原形はbe なので、beに直して、その前にmayを付けます。↓

He may be a junkie. 「彼はジャンキーかもしれない」

 

推量表現の cannot

(2) では次、「アル中なはずはないよ!」ですね。

「~なはずないよ!」も助動詞で表せます。

~なはずがない の Can not 

He is not an alcoholic. 彼はアル中ではありません。

He can not be an alcoholic. 彼はアル中なはずがありません

アメリカ英語では否定に「~に違いない」のmustに not を付けた must not という言い方がちょくちょく使われるそうですが、イギリス英語がベースのNZでは can not を使う方が普通みたいです。can は肯定文だと「~かもしれない」という感じで自信がなくなるんですが、否定文だと自信がほぼ100%になります。 普段は自信がないけど、否定する時だけテンションが上がるちょっとイヤな奴、それがcanです☆

 

推量のcanとmay、否定の時の注意

canとmay、そしてmightとcould、肯定文ではどちらも「~かもしれない」という意味なのですが、否定文になると大きな違いが出てきます。

助動詞肯定文否定文
can, could~かもしれない~なはずがない
may, might~かもしれない~じゃないかもしれにゃあ

 

can 「~かもしれない」

cannot 「~なはずない」

 

may 「~かもしれない」

may not 「~じゃないかもしれない」

 

ちょっと面倒な違いですが、覚えておきましょうね☆

 

まとめ

というわけで、今日暗記する文!

「彼はジャンキーかもしれないけど、アル中なはずはないよ!だってあいつ酒飲めないもん!」

He may be a junkie, but he cannot be an alcoholic, because he can’t drink!

 

会話例:

He is weird. He must be an alcoholic!

He may be a junkie, but he cannot be an alcoholic, because he can’t drink!

アイツ変だって。絶対アル中だって!

彼は薬物中毒者かもしれないけど、アル中なはずはないよ!だってアイツ酒飲めないもん!

 

それぞれの助動詞の推量表現についてをもっと詳しく知りたい人はこちら↓もどうぞ読んでください☆

話し手の確信度を表す助動詞の使い方を、生き別れになった母を探す娘が説明します

 

こんな人が書いています。

ナタリー
ナタリー
アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆