「この本を英語で読めるようになりたいです。」を英語で言ってみよう

「この本を英語で読めるようになりたいです。」を英語で言ってみよう

「この本は日本語で読んだことがあります。英語でも読めるようになりたいです。」 今日はこれを訳してみましょう。

順番にやっていきましょうね☆

 

(1) 日本語から英語に直す時に最初に決めるのは主語です。

 

「読んだことある」のと「読めるようになりたい」のは誰でしょうか?

 

「わたし」ですね! なので、どちらの文も主語は I にします。

 

(2) 次に、時制を決めます。 「読んだことがある」、「読めるようになりたい」のは、いつの話でしょうか?

 

「読んだことがある」の方は、過去の話ですね。

 

過去の話をする時、英語には使える時制がいくつかあります。 パッと思いつくのは、現在完了形と過去形です。 この文ならどちらを使ってもOKです。 今回は現在完了形でやってみましょう。

 

現在完了形は、 Have + 動詞の過去分詞形で作ります。

読む「read」の活用は、read (現在形:発音リード)、read(過去形:発音レド)、read(現在完了形:発音レド)と全て同じ形なので、「私はこの本を読んだことがある」は

 

I have read this book.

日本語で は in Japanese だから

 

この本は日本語で読んだことがある。

I have read this book in Japanese. ですね~!

 

「読めるようになりたい」の方は、いつの話でしょうか? これは「今」です。「今」の時点ではまだ英語で読めないけれど、そうなりたい気持ちは「今」あるんです。なので、「読めるようになりたい」の時制は現在形にします。

 

「~できる」は英語でcan ですね。

「~したい」はどうやって言うのでしょう。 「I want to 動詞」で「私は動詞~したい」ですね。

 

なので、「読めるようになりたい」は「want to(~したい)」と「can(~できる)」を組み合わせ…ることはできないんですね~(T_T)

 

want to の後は普通の動詞しか取れないというルールがあるので助動詞であるcanを置いて(意味が分からない人は今は気にしなくていいですよ~)、I want to can という書き方はできません。

I want to can read.

 

普通の動詞を使った「~することができる」という表現にbe able to というのがあります。 「be able to動詞」で「動詞~ができる」という意味です。 なので、こちらを代わりに利用して、

 

I want to be able to read

「私は読めるようになりたい」

という文をつくります。

 

英語で は in English

~も は too

I want to be able to read this book in English, too.

私はこの本を英語でも読めるようになりたいです。

 

というわけで、解答例

 

「この本は日本語で読んだことがあります。英語でも読めるようになりたいです。」

 

I have read this book in Japanese. I want to be able to read it in English, too.

 

注意点ですが、一つ目の readの読み方は「レド」で、二つ目は「リード」ですからね~

 

日本語の文を見た瞬間にこの英文が出てくるまで丸暗記しましょうね!

 

 

ではクイズ! 英語に直してください。

「料理ができるようになりたいです。」 

答えは次回で~