遠距離恋愛してたら実は3股されてた子を家に泊めました☆

遠距離恋愛してたら実は3股されてた子を家に泊めました☆

サラーム☆ ダリ語でこんにちは~☆

 

去年の話なんですけど、ランゲージエクスチェンジで出会った日本人の女の子を家に泊めてあげました☆ 先日その子から「就職決まって新しい彼氏もできました~♪」ってメールが来たので思い出しました☆ 

 

ランゲージエクスチェンジってなんか、そんなに楽しくないんですけど、誘われると行っちゃうんですよね(笑) そして行ったら行ったで結構面白かったりするんです。

 

その日に初めて会ったゆいちゃん(仮)のお話です。 彼女は事情があってその日泊まる宿がなかったので、急遽ウチに泊まることになりました。

 

ゆいちゃんは大学院に通う20代前半の学生。1年ほど前のある日HelloTalk(言語学習アプリ)でキーウィ男性のジェイソン(仮)から話しかけられました。 しばらく話をしているうちに、どんどん仲良くなっていき、ある日ジェイソンから「僕の彼女になってよ。」と言われます。

 

その時、特に付き合ってる人もいなかったゆいちゃんは喜んでイエスと答えます☆ こうして二人の遠距離恋愛が始まりました。 その後フェイスブックでやり取りを続け、ジェイソンは日本にも一度ゆいちゃんに会いに来て、2週間ほど2人で旅行もしました。「NZにも遊びに来てよ」と言われたので、ゆいちゃんは11月頃にNZに遊びに来ました。 

 

実はゆいちゃんは高専から工学系の大学に編入したとても優秀な子なので、本気を出せば就職も楽勝なはずなのですが、ちょっと恋愛脳なので就職活動になかなかギアが入りませんでした。 「就職活動いやだよ~」とジェイソンにメッセージを送ると、ジェイソンから「君は卒業したらNZに来て僕と一緒に暮らすんだから、就職なんてしなくていいじゃん。」と言われ、「そっか、私はNZに行くんだから就職しなくていいんだ」と納得してしまいます☆ 分かりますけどね(笑) 苦しんでいる時に「ほら、こっちおいでよ」って言われたらまさに渡りに船ですよね。

 

 

ゆいちゃん「というわけで私はジェイソンに会いにNZに来たんですけど、なんかフタを開けたら、期待と全然違っていたっていうか…。」

 

私「どんな風に? でも日本で一度会ってたんでしょ?」

 

ゆいちゃん「その時は一緒に旅行してたから気づかなかったんですけど、彼ってかなりのオタクっていうか、パソコンゲーム好きだったんです。 ディスプレイ2つ使って、なんかパソコンのゲームやってるんですよ。ずっと! ヘッドフォンつけて! 彼が仕事から帰ってきた後も、私は1日の95%くらい放置されてるんです。 私が家事とか全部やってるの。 料理してあげてるの! ありえなくないですか? 日本から彼女がはるばる来てるんですよ? ご飯食べる時ですらゲーム仲間とヘッドフォンで話してるんですよ?」

 

私「それはないねー…」

 

ゆいちゃん「こっち来てから1週間くらいで、私風邪引いたんです。すぐ治ったんですけど、2日間くらい熱で動けなくて、ずっとベッドで寝てたんですね。 その日は週末だったから、当然看病してくれるって思ってたんですけど、ベッドで泣きそうになりながら寝てる私のところに来て、ジェイソンが「実はずっと前から約束してたイベントがあって、僕も友達もそれをすごく楽しみにしてるんだ。君、一人でも大丈夫だよね? 僕はそのイベントに行くのをずっと前から決まってたんだけど…」とか言ってくるんですよ(笑)」

 

私「モハメドもたまにそういうことするよ。」

 

ゆいちゃん「え、じゃあこういうのって普通なんですかね?」

 

私「いや、ごめん。普通じゃないと思う。 普通はみんな残ってくれる…(笑)」

 

ゆいちゃん「ですよね。…それで、そんな言い方されたら「行っておいで」って言うしかないじゃないですか。 ジェイソンが出て行った後の部屋で頭痛にうなされながら、私って何しにNZ来たんだろうって…」

 

私「それで、家を飛び出してきたの?」

 

ゆいちゃん「話はそこで終わりじゃないんですよ(笑) その後ね、フェイスブックに知らない中国人の女の子からメッセージが来てて、あなたジェイソンの彼女?って聞かれたんです。 それで、ジェイソンの彼女ですけど、どうしましたか?って返事したら、その子が私もジェイソンの彼女だって…」

 

私「うわ~・・・最悪じゃん」

 

ゆいちゃん「その中国人の子に教えてもらったんですけど、他にも香港人の彼女がいるみたいで…。それでジェイソンが仕事行ってる間に置手紙残して家を出てきました。今までありがとう。もう帰る。って」

 

私「まさかの3股かぁ。でも、その感じだと探せばもっといそうだね☆」 ←

 

ゆいちゃん「もう2度とキーウィとは付き合いません。」

 

私「ジェイソンはやばいけど、キーウィにはマシなのもいるよっ(笑)」

 

ゆいちゃん「いえ、私日本でも大学時代にキーウィの留学生と付き合ったことあるんです。その時も二股されてて…ちなみにその時も出会いはHelloTalkでした。」

 

私「HelloTalkすごい(笑) どうして二股ってわかったの?」

 

ゆいちゃん「その時の彼氏はルークって言うんですけど、私はルークの家で遊んだ時、いつも小さなメモとか枕の下とかにこっそり残してたんですね。一人でいる時に、“いつもありがとうね!大好き!”とか恋人が書いたメモが出てきたら可愛いじゃないですか。」

 

私「うんうん。可愛い。」

 

ゆいちゃん「そしたらある日ルークから電話が来て、「ごめん、君の小さな手紙のせいで、彼女にバレそうだから、もう別れよう。」って言ってきたんです…私混乱しちゃって。「え、彼女って私だよね? 私にバレるって何が?」って…」

 

なんなのこの子(笑) 面白い(笑)

 

私「私思うんだけどさ~、アジア人好きの白人ってヤバめ率高くない?」

 

ゆいちゃん「言われてみるとそうかもしれません…はぁ、でも今はそれよりも帰って就活しないといけないのが凄く憂鬱で…。結婚すると思ってたから…人生計画がいきなり狂いました。」

 

私「日本は今、人手不足らしいから大丈夫じゃない?」

 

ゆいちゃん「でもせっかくNZ来たからちょっと旅行して帰ろうと思います(←強い)。ジェイソンの家でずっとジェイソンがゲームやってるのを見てただけなんです。この10日間くらい。」

 

私「そうだよ。楽しいこと考えよ☆」

 

人生辛いこともあるけど、楽しいこともいっぱいあるからね☆