20歳のあの子が50歳に老けた理由

私の旦那のモハメドは週に何回かケバブ屋でアルバイトをしています。先日、私はモハメドが仕事終わってから一緒に帰ろうと思っていたので、近くのお店でコーヒーをいただいていました。　モハメドの友達のハミッドもモハメドに用があるらしく、私と一緒に座ってモハメドが仕事を終えるのを待つことにしたみたいです☆

私はこのハミッド君がすっごく嫌いで、最近は態度に出してます。　ハミッドの方もそれを感じ取ったのか、私に特に話しかけてきません。なのになんであえて一緒の席に座るのか、ホント謎ですね☆　しかもこいつ飲み物も何にも頼まないし（笑）

お店にどこかで見たことあるような女性が入ってきます。

ボケ―っとその女性を見る私。

私「ねぇハミッド、あの子ってあんたの友達の彼女じゃなかったっけ？」

ハミッドの友達のアフガニスタン人の彼女があんな感じだった気がします。

ハミッド「うーん、あ、アリの元カノかも。」

私もハミッドも直接話したことはないけど、たぶん知り合いの元カノです。　それより私が気になったのは、２０代前半くらいのはずの彼女が５０代くらいに見えることです。肌はボロボロで、ガリガリに痩せています。

白人って老けるの早いっていうけど、これは早いとかそういうレベルじゃないんじゃ…

私「あの子ちょっと老け過ぎじゃない？　やばくない？」

ハミッド「Pじゃないかな～知らんけど」

Pというのはメタンフェタミンのスラングで、NZで大人気の中毒性が非常に高い覚せい剤です。

私「知らんけどって、アンタもなんかやってるじゃん？」

ハミッド「俺がやってるのはマリファナとエクスタシーだからあんな風にはならない。　あれはＰだと思う。」

私「よくわかんないけど、エクスタシーも充分ヤバいんじゃないの？　え、警察とかに連絡した方がよくない？（ついでにハミッドももう一度逮捕されてほしい）」

ハミッド「Pやってるやつなんかそこら中にいるから、怪しいだけじゃ警察は動くか分かんないよ。　それに彼女、もしも逮捕されたりしたらロシアに強制送還になるかもしれないんだよ？　オマエにそんなことできんの？」

私「うーん…」

あの子がニュージーランドでお金を稼ごうと借金とかしてこっちに来てるなら、私が彼女をロシアに返す権利はない…　でも、もしも変なドラッグに手を出してるんなら、強制送還でもいいから、とりあえずこの状況から抜け出させた方がいいのでは？　ただ私は彼女の友達というわけではないし…　だいたい私あの子の名前も知らないし。

私「あの子ってなんて名前？」

ハミッド「知らない。」

ああ、どうしたらいいのか分からない。

結局、匿名で警察に相談しましたが、「自分や他人に危害を加えたり、そういう恐れが出てきたら、改めて連絡ください。」って言われました。　

うーーーーーーん☆