ニュージーランド過去にあった変なニュース5選

ニュージーランド過去にあった変なニュース5選

 

最近はなんだか物騒なニュースが多いNZですが、バカみたいなニュースも沢山あります。その中で個人的に笑ったニュースをシェアします☆ NZ長い人には懐かしいニュースばかりでしょう。

5位 くちびるを接着剤でくっつけてしまったおばちゃん、警察に電話するも声が出せないことに気づく 2013

口にできたヘルペスにクリームを付けようと夜中に起きたおばちゃん、風邪で鼻が利かなくなっていたせいで、間違えて接着剤を塗ってしまいました。 ベッドに戻ってから違和感に気づきます。口が開かないことでパニックになり、慌てて警察に電話をするおばちゃん、しかし警察にどうしたかと聞かれても声が出ません。 口開けられないんですからね。 警察の人はとても我慢強く、「あなたはダニーデンにいますか?」などのイエスかノーかで答えられる質問を繰り返し、候補を少しずつ絞り込んでいき、最終的におばちゃんの住所を探し当てたそうです。 この間、おばちゃんにできたことは、うなること、電話をたたくことだけです。2回叩いたらYesで、1回叩いたらNoだったとか。どれくらい時間かかったんでしょうね。 ストリート名と番号だけのシンプルなNZの住所だからできましたけど、日本の住所だったら朝までかかっていたか、無理だったでしょうね。

布などで縛られて口を塞がれているから喋れないのかと疑った警察は、最初は警察犬チームを住所に送ったそうです。そして出てきたのが口を接着剤で固定してしまったおばちゃんだったと…

 

4位 目が細すぎてパスポートの更新ができない 2016

画像はRichard LeeさんのFacebookより

アジア系キーウィのリチャードさんがオンラインでパスポート更新の申請をした時にアップロードした顔写真が、機械の自動判別により拒絶されました。その理由は「目をつむっているから」。 ただ、この人は目が細いだけで、普通に目は開けていたんです…。機械は分からなかったんですね…

幸いリチャードさんは細かいことで傷つく人じゃなかったので、笑って済ませました。一部の人達の間ではこの写真読み取り機が人種差別しているんじゃないかと、ちょっと話題になったそうですが、多数のアジア系キーウィもこの事件を単なる「笑えるニュース」として流したもよう。

 

3位 みんなの意見が反映されない国旗変更 2015

2014年、当時の首相だったジョン・キーが「やっぱりNZの国旗にユニオンジャック(イギリスの国旗)が入ってるのは、まだイギリスの植民地みたいでヤダ!」といい、国旗変更の国民投票が始まりました。

最初はあまり乗り気じゃなかった国民も、「オーストラリアと見分けがつかない」という外国人の意見に納得し(実はNZの旗の方がオーストラリアの旗よりもずっと古いんですけどね)、少しずつ旗のデザインの変更にやる気をだします。一般から公募したところ、素敵なデザインが沢山寄せられました。

デザイン名「Fire the laser!」

James Grayさん作「俺のデザインはパワフルすぎて、言葉の説明は不要だと思う。」

デザイン名「Gain」

Logan Wuさん 作 「僕たちキーウィが長い時間をかけて獲得してきた色々なものを詰め込んだ。新しい時代では僕らキーウィも飛ぶんだ。」↑よく見るとキーウィが空を飛んでる

Fosh作「Nyan Kiwi」

このデザインにこめられた意味とは…

とても人気のあったキーウィの目からビームが出てるデザイン、よく分からない大人の事情でかなり早い段階で候補から弾かれ、最終候補に残ったのは結局無難すぎるつまらないシダのデザインと、なぜかイスラム圏の国に見えるレッドピークのみ。国民投票の結果、ギリギリ過半数で「やっぱり今のままで」という結果になったそうです。当然ですね。

なにやら深い意味が込められているらしいこのデザイン…でもどこか中東っぽいからNZには合わない気がする。黒色のせいかな?

 

2位 ハリネズミは凶器か 2009

「ハリネズミのヘルメット欲しくない?」と言いながら27歳の男が15歳の少年に向かってハリネズミを投げる事件が発生。15歳少年のお尻にハリネズミが当たって針が刺さると共に大きなアザができる。

刑事裁判の焦点は「ハリネズミを凶器と見なすかどうか」

もしもハリネズミが凶器と見なされたら、この男の罪がワンランク重くなり実刑になるので、この裁判の行方が国内外の関心を呼びました。結局のところ裁判官は「ハリネズミは凶器とはしない。」という判決を下し、男は700ドルの罰金で済みました。 裁判官は「どうでもいいことでこんな大騒ぎしやがって」という、ごもっともな感想を漏らしていたそうです。

 

1位 道路で車に向かって胸を露出した18歳の少女、はねられる – 2009

by NewsHub

私の一番のお気に入りはこのニュースです。

楽しく飲んだ後に、悪友から「道路で走ってる車に向かって胸チラしてやれよ」と言われ、ノリのいい18歳のシェレルちゃんは道路の真ん中に立って着ている服をめくりあげ、胸チラ…というよりは完全に露出させてました。

その姿に引き寄せられた運転手、無意識に彼女の方にハンドルを切ってしまい、結果としてそのまま彼女を轢いてしまいました。病院に運ばれたシェレルちゃん、幸い怪我は大したことなく、多少の切り傷と痣ができたくらいで済んだようです。が、警察は彼女に全く同情してあげなかったそう。

シェレル「とてもいい教訓になったわ。だから、みんなに伝えたいことがあるの。みんな、酔って道路の真ん中に立って胸チラなんてしたらダメよ! 車に轢かれるのって、痛いんだよっ!」←マジでテレビで言ったそうです。

この事件、2009年ってことはこの子も今ではもう30歳近いんですよね。なんか急に親近感がわきますね。

テレビでキッズに向かって「私みたいにならないで」と忠告するCherelleちゃん(当時18歳) ちなみに露出狂は英語でFlasherと言います☆

 

ニュージーランドにワーホリや留学に来たいと言う人は、本当にこんな国から学ぶことがあるのか、もう一度自分に問い直す方がいいかもしれませんね☆

 

それでもあなたはNZに来ますか? ニュージーランドってこんな国☆ 

 

参考

www.newshub.co.nz/home/new-zealand/2016/12/passport-blunder-sees-photo-rejected-for-closed-eyes.html

www.newshub.co.nz/nznews/woman-flashes-gets-hit-by-car-2009121617

www.newshub.co.nz/nznews/64yo-accidentally-glues-lips-together-2013062806

www.stuff.co.nz/national/crime/464842/Assault-with-a-hedgehog-leads-to-fine