ニュージーランドで急速に減っていくキリスト教徒☆

ちょっと前に私はこのブログでNZの人口の半分はクリスチャンと言いましたが（その時の記事↓）、最近行われた綿密なインタビューの結果、なんと約33％まで減ったらしいです☆　

NZの宗教事情☆

熱心に教会に通う人はそのうち更に3分の1、人口全体から見ると10％ほどですね☆

クリスチャンが人口の約半分を占めていたのは2006年の国勢調査の時点で、これが2013年には43％に減り、最近の調査では33％まで下がったことがわかりました☆

さて、キリスト教徒でなくなった人たちはどこに行ったのでしょうか？

イスラム教徒になりました☆

嘘です（笑）

ニュージーランドのムスリム人口は増えていません（笑）

単にキリスト教をメインとして信じなくなっただけです☆

メインの宗教を持たない20％の人達は神様とか、スピリチュアルなものは信じるけれど、その人たちにとってはキリスト教が絶対の価値観というわけではないと言い、その他35％の人たちは無宗教らしいです☆

調査によると、年齢が高い人ほど自分はクリスチャンだという割合が増え、逆に若い人はあまり信仰心をもたないそうです☆

1. クリスチャンになりたくない理由
2. NZはキリスト教国家ではなくなった
- 2.1. こんな人が書いています。
  - 2.1.1. 最新の投稿

クリスチャンになりたくない理由

キーウィがキリスト教徒になりたがらない理由はいくつかありますが、そのうちの２大理由は、

・同性愛についての教会の立ち位置

・慈悲深いはずの神様が人を地獄に送るってのが意味わかんない

特に若い人ほど、「教会が同性愛に関して口出ししてくるのが…」と思っているみたいで、キリスト教徒じゃない人たちの約50％がこれを「キリスト教徒になりたくない理由」に挙げていますし、熱心に教会に行く人たちの20％もこれについては言いたいことがあるみたいです☆

同性愛については、NZの教会のスタンスは「ダメでしょう」と「まぁ、それもアリだよね」に分かれていて、はっきりしていません☆　おそらく教会側も困惑しているのでしょうね♪　そこに納得できない人たちがキリスト教徒になることに疑問を持っています☆

そして地獄に関してですが…聖書には「神を信じないものは地獄に落ちる」みたいなことが書いてあって、私は個人的にそこに納得がいかないんですよね！　もっと悪いこといくらでもあるじゃん？って思うわけです。　しかも正直言って、「俺のこと信じないの？そんな奴は地獄いきだぁ～っ！」ちょっと幼稚じゃない？とも思います☆　

その他にも

・男女の役割分担がちょっと…

・奇跡とか天使とか悪魔とかちょっと…

というのがキリスト教になれない理由みたいですね☆　聖書が作られたのは２０００年前、そして今は21世紀だから、このあたりは仕方ないですよね～☆

私、日曜日に近所の教会に行ったことがあるんです☆　いつも歌を歌ってて楽しそうだったのと、その日はたまたま早起きしたから…☆　教会で歌われる歌って、私は讃美歌とか静かでおごそかな歌が歌われるイメージがあったのですが、NZ のはめちゃくちゃポップです☆　軽音バンドがギターとかドラムでノリノリに演奏して、普通にリズムに乗って一緒に歌いたくなります☆　でも私みたいな無宗教の人から見ると、その歌詞がちょっと…控えめに言って引きます☆

「一生あなたの下僕です～それが私たちの幸せ～♪」

「服従します～♪　メシアに降伏します～♪」

私が単に宗教アレルギーなだけかもしれませんが、この歌詞に引く私☆　ひねくれすぎでしょうか？　この歌を恍惚の表情で歌う人☆　トランス状態で踊りだす老人☆　だって宗教とかそういう背景を排除して歌詞だけ見るとドMの歌ですよっ！

その時私は西洋人の感覚だとこれでも普通なのかな～と思っていたのですが、この調査結果を見る限り、そうでもなかったみたいですね！　日本人の私と同じような感じ方をする人は結構いたみたいです☆　