海外に来て感じる謎の解放感の理由の一つは年齢かも?

海外に来て感じる謎の解放感の理由の一つは年齢かも?

サラーム☆ ダリ語でこんにちは~☆

 

海外に行くと年齢が気にならなくなるって色んな人から聞いてたんですけど、本当でした☆

 

日本はかなり年齢を気にする社会だと思いますが、私はそれは言葉遣いと学校文化に原因があるんじゃないかな~と思います☆

 

 

 

先輩・後輩文化

小学生まではそれほどでもなかったけど、中学生にあがった途端に先輩・後輩の区別がしっかりつきますよね☆ ほんの1年先に生まれただけの人でも学年が上なら敬語を使わないといけないという謎ルールは、私は当時すごく嫌でした(笑) 後輩から「ナタリー先輩~」って頼られるのはそれなりに気持ちよかったですけど、当時の先輩達に敬語を使うのは…抵抗がありました☆ 

 

私の通ってた中学校が荒れてたというのもありますけど、「ヤバい、このヤンキー達(死語)のこと全く尊敬できないのに尊敬語で話すのは無理(>_<)」というプチ葛藤に当時の自分はもだえてました☆

 

英語には敬語はない気がします☆ 相手にものを頼む時などの言い方に丁寧度はありますけど、 This is a pen. の言い方が話す相手によって大きく変わるということはありません☆ 「これはペンだ。」「これはペンです。」「こちらはペンになります。」「ペペンペペペーン!」、英語ならどれも This is a pen. ですね☆

日本では中学校以降はしばらく「敬語を使う・使わないの基準は年齢ただそれだけ」という状態が続きます☆ 大学まで入ると同じ学年・クラスに年齢が違う人も出てくるので、少しだけゆるくなる気がしますが、中学高校の6年間という非常に長い期間をかけることで、日本人は無意識レベルで「年齢が上ならどんなカスでも目上の人」とか「年相応に振る舞わなきゃ」という価値観が身についてしまいます☆ だから日本人は年下の人からタメ口で話しかけられると、内心イラッとする人が多いんじゃないでしょうか☆

 

昔はこれでもよかったのかもしれないんですけど、最近は「職場の上司が自分より若い」という状況も増えているので、学生時代に身に付けたこの価値観が原因でストレスになります☆ 

 

 

 

NZだと見た目からじゃ年齢が分からない人が多いので、自分や相手の年齢は日本にいた時と比べると、5分の1(当社比)くらいしか気にならなくなります☆ 私がこっちに来てから感じる謎の解放感は、このあたりが関係しているのかもしれないですね~☆

 

あと、私の場合は周囲にいる難民たちが自分の正確な年齢を知らないっていうのも、年齢を意識しなくなった要因の一つだと思います☆ あの人達のパスポートに載ってる年齢は嘘だから(>_<)

 

「いいんだよ年齢なんてハハハ」

 

「たぶん20代後半か前半のどっちかハハハ」

 

こういうことを言われると、アラサーだからアラサーらしくしなきゃって思ってたのがどうでもよくなります(笑) 

 

まったく気にしないわけではない☆

ただ、じっくり観察してると、アジア人ほどではないにしても、やっぱりキーウィも年相応に振る舞おうってのはあるみたいです☆

 

キーウィの子供たち、18歳くらいまでは行動とかも幼いのに、大学入るあたりから急に日本人よりも大人っぽくなるんですよね~☆ なんででしょうね? キーウィの子供たちは高校あたりまで見た目はともかく振る舞いはホント子供~って感じですが、日本の子供たちって中学・高校と大人しい…というかしらけてる? キーウィの子供と比べると圧倒的に静かなんですけど、大学入るとこの雰囲気が逆転しちゃうような気がします☆

 

自分もですけど、日本の大学生ってかなり子供っぽいと思うのですが、こっちの子達は急に大人っぽくなる気がします☆ 外見だけかな? そんなに中身っていきなり変わることはないはずですよね☆ 別に大学入ったからって、いきなり親元離れて自立してるって子達ばかりじゃないとも思いますし☆

 

まとめ

This is a penは英語ではThis is a penです☆

ロマンス溢れる先輩・後輩文化はその後の人生でしばらくあなたを苦しめます☆