NZの宗教事情☆

NZの宗教事情☆

ニュージーランドはキリスト教国家なんでしょうか☆

 

今日はフラットメイトのエミリーと、その友達の宗教を勉強している中国人のオリビアと一緒にお茶をしました☆ オリビアはクリスチャンですが、中国では宗教が許されていないから、堂々と自分はクリスチャンと言えるNZの暮らしが好きらしいです☆

 

せっかくオリビアが宗教を勉強してるんだから、NZの宗教事情を聞いておきたいですよね~☆ 私もイスラム教徒になるかもしれないし☆ 今回の記事はほぼ全部オリビアの受け売りでーす☆

 

ニュージーランドの統計上、キーウィの約半分がキリスト教徒です。

でもその内、毎週日曜日に教会に行ったりと「しっかりとキリスト教徒してます」という人はそんなにいません。

 

 

割合にして大体15%くらいです☆ 特に35歳以下の人達は半数以上が無宗教です☆ そして「無宗教」と言い切ることこそしなくても、「かなりどうでもいい」という態度の単なる統計上のクリスチャンも多数☆

 

日本人とその辺りは似てるんじゃないかな~と思います。 日本人も統計上は90%以上が神道と仏教を信じていることになっています。 実際はお寺で法事をするとか、神社に初詣にいくとか、普段あまり宗教を意識しないでしている慣習のせいで仏教徒と見なされているケースが殆どですよね☆

 

 

真面目なクリスチャンはNZ人の中でもマオリ族に多いです☆

 

300年くらい前、NZにまだマオリ族しかいなかった時、彼らはなんと共食いをしてました! マオリ族と一口に言っても細かい部族が沢山あるので、全てのマオリ族ではないですよ☆ 

でも一部のマオリ族の間では、年老いた人間を殺して食べる習慣があったらしいです☆ 

 

結構恐ろしいですね☆

 

それはやめさせないと!というわけでNZに移住してきたイギリス人達は急いで彼らに新しい価値観の教育をします☆ 

 

それがキリストの教えです☆ 殺しはいけないとか、人間を食べたらいけないとか…今の社会の当たり前のルールですけど、そういう決まりを書いた聖書は、価値観がバラバラで統一されていない社会をまとめるにはとても便利な道具ですよね☆ 

 

ちなみに世界の他の国々を白人が侵略した時、植民地化された人々はほぼ強制的にキリスト教に改宗させられていますが、NZの場合マオリ族は自ら進んでキリスト教徒になっていったらしいです☆ 

 

その時に頑張って教えていた側の白人はキリスト教から時間をかけてだんだん離れていきましたが、マオリ族の中にこの新しい価値観は深く根付きます。 だから300年たった今でもマオリ族には真面目なクリスチャンが多いです☆ 親から子にキリスト教の価値観が受け継がれていくんでしょうね☆ 

 

どうして白人とマオリでキリスト教に対するスタンスはこんなに違うのか、私にはわかりません。 完全に独断と偏見ですが、白人の方が個人主義っぽいところがあるからでしょうか? 親は親、子供は子供で一人の人間っていう☆

 

 

NZはキリスト教国家なんでしょうか? 平均的なNZ人を見ていると、そうとも言えるし、そうでないとも言える…っていう感じですよね~☆ 

 

いつか日曜日に教会に行ってみようかな~☆

 

ちなみにイスラム教徒は全人口の2%くらいしかいないみたいです。 50人に一人…クラスに一人いるかいないかくらいですよね~☆

 

追記:なんと最近の調査でニュージーランドはキリスト教国家でなくなったことが判明しました☆

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