ニュージーランド コロナの影響でワークビザの更新もしばらくできなくなるかも
- 2020.05.26
- news
私はついこの間コロナの影響でニュージーランドで永住権を取るのがいっそう厳しくなるだろうな~っていうような日記を書いたのですが、当然ながらワークビザもこれからは取るのが更に大変になるようです。
つい昨日(5月25日)、ニュージーランド移民局が「申し訳ないけど、国境を閉めた時に母国への一時帰国などの事情でニュージーランド国外にいたワークビザ保持者たちは、しばらく帰ってこれないことを覚悟してほしいし、もしも国境が開かれてニュージーランドに帰ることができたとしても、その時にワークビザの更新ができるかどうかは分からないということを理解してほしい」と発表しました。
国境が閉じられた状態の今、ニュージーランドに入国できるのは国民と永住権保持者のみです。ワークビザを持っていながら、それぞれの事情で一時的にニュージーランドから離れていた人たちは再入国ができずにいます。そうこうしているうちに現在のビザの期限が切れる時期が近づいてきたり、今こうしている間もニュージーランドで借りている部屋の家賃を払い続けないといけなかったりと、心配事が絶えない一番悲惨な人たちです。このあたりの人たちが新聞などで「ニュージーランドに入国させてよ!」とずっと訴えていたのですが、それに答える形で移民局がとうとう「ごめん、しばらく入国はあきらめて。っていうか、もう来なくていいかも」という強めの声明を出したわけです。
外にいる外国人はもちろん、コロナの影響は運よくニュージーランド国内にいた外国人にも及んでいて、コロナが問題化する直前にワークビザの申請をした人たちの元に移民局から「ごめん。あなたが申請した時と今とでは事情がかなり変わっているから、ワークビザの承認はできないかも。」という手紙が届いているそうです。 ニュージーランドでワークビザを取る条件のひとつに「その仕事をできるニュージーランド人がいない」というものがあります。
失業率がそれほど高くなかったコロナ以前ならレストランやカフェマネージャーなどのサービス業でもワークビザが取れたのですが、それらの業種の場合、コロナ以降はもはやワークビザですら絶望的になりそうです。現時点で2万人以上の失業者が出ていて、これから10万人以上まで失業者が膨れ上がる…というこの状況下では、「本当にその仕事は移民じゃないとダメなの? キーウィは!?」という感じで厳しく審査がされることになるからです。先ほど話したワークビザを申請した人たちは「状況が変わった今、本当にその仕事はあなたでないとダメなのか、代わりのキーウィはいないのか、申請を進めたければもっと証拠を提出してください」と手紙に書かれていたそうです。
ワーキングホリデーももう2020年にニュージーランドに来るのは諦めた方がいいですね。来年なら大丈夫なのでしょうか…?
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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