<リスニング最高難易度に挑戦>NZのバンドThe Bethsのインタビューでアメリカ人とキーウィのアクセントを比較

<リスニング最高難易度に挑戦>NZのバンドThe Bethsのインタビューでアメリカ人とキーウィのアクセントを比較

 

キオラー☆ マオリ語でこんにちは~☆

先日私は、「キーウィアクセントなんて嫌だからアメリカ行く~」ってNZをディスってきた友達を「いや、どこで勉強してもそんな変わらないよ!それより基本をやれ(>_<)」と軽くディスったんですが…

「NZってアクセントが凄いから、アメリカ行くって決めてるんです」←いや、中学英語をまずやれ

でも、果たしてNZ英語とアメリカ英語、本当にそんなに発音は違うのでしょうか? 私はあんまり音感ないので、そんなに大きく違うとは感じないです。さすがにシンガポール人の英語まで行くと全然違うわって分かりますね。

 

YouTubeで前に「キーウィ英語とアメリカ英語はこんなに違う!」みたいな動画を見た気がするのですが、その動画ではちょっと必要以上に誇張されていた気がします。私の職場に来るキーウィの客はあそこまでなまってないような…

 

キーウィ英語とアメリカ英語を比べるために、私が最近ちょっとハマってるNZのバンドがアメリカに行った時にしたインタビュー動画を持ってきました。

The Bethsという、女性ボーカルのポップ寄りのロックバンドです☆

音楽はロックっぽいのですが、メンバーがみんな気の抜けた感じで、あぁニュージーランドっぽいなって感じます。

インタビュアーはアメリカ人です。じっくりとインタビューを見てみたのですが、このリズというボーカルの子の英語、本当に聞き取れません(笑)典型的なキーウィアクセントですが、でもこれは、正直言ってニュージーランドのアクセントとかそういう問題じゃない気がします。 ボーカルの子がすごく早口で、しかもモゴモゴ喋りすぎなんです(ちなみに「モゴモゴ喋る」は英語でmumble(マンブル)といいます。)☆ この子はたぶん人と話すの嫌いなんでしょうね(笑) インタビューに答えるのも頭の中で考えながら同時に話しているせいで、言いたいことにまとまりがないです(笑)

 

動画の7分目くらいからインタビューが始まるのですが、字幕が付いてなかったので、ちょっと書き起こしてみました。 すごく大変だったので、7:00からの約2分間分だけです☆ 私がどれだけ聞きなおしても聞き取れなかったところは赤字になってて、そこはネイティブの人に直してもらいました。 ちなみに翻訳も適当です。 やはりインタビュアーのアメリカ人の人の方が聞き取りやすいですね。よかったらキーウィ英語がどんな感じなのか、下のスクリプトを見ながら動画見てくださいね☆ でもこの人の英語はキーウィ英語の中でもかなり癖がある方だと思います…

 

Interviewer:

The Beths live on KEXP rocking out the studio. Liz can’t even keep the headphones on. It sounded great. It’s fun to watch the band get that excited and they rock their headphones off. Oh, your music is so catchy and so infectious and let’s see if I can’t get it right this time “Future me hates me” It started off with the title track and that was Uptown girl. Right there. So fun, absolutely loving these songs and it’s so great to hear you play them live.

インタビュアー(アメリカ人):KEXPにてThe Bethsのライブでスタジオが盛り上がっています。リズなんかヘッドフォーンを付けておくことさえ出来なかったわね。すごくよかったわ。ヘッドフォーンが外れるほどあんなに楽しんでるバンドを見るのは楽しいわね! あなたたちの音楽はとてもキャッチ―で、体に伝わってくるわ。今度はちゃんと(タイトルを)言えるかな? “Future me hates me”。タイトル曲から始まって、それがUptown Girl。とても楽しくて、すっごく気に入ってるわ! あなた達がライブで弾いてくれるのを聞けてすごくよかった。

 

Liz:
Thanks. It’s fun … to play them live.

リズ(キーウィ):ありがと。うん、ライブの方がいいの。

 

Interviewer:
Ah, so you, you are from Auckland, New Zealand and you’ve all known each other for a pretty long time, it sounds like?

インタビュアー:
それで、あなたたちはニュージーランドのオークランド出身で、お互い知り合ってから、長いみたいだけど?

 

Liz:
Yeah. Yep, That is true. We, um like, Johnathon and I went to school together and Chris as well, and I have known Katie for quite a while now. Um, ah, yeah.

リズ:うん。そう、そうですね。ジョナサンと私は一緒の学校行ってて、クリスもだけど、それで、ケイティーとは知り合ってけっこう長いかな。うん。そう。

 

Interviewer:
And in school, you were studying Jazz?

インタビュアー:学校では、ジャズを勉強してたの?

 

Liz:
Well, at high school. Um, the original members of the band, too. Katie and Chris are’t originals but they (the original members) are in New Zealand, too.  We were like, but we were all playing in bands together in high school. Different ones. But then we all ended up studying Jazz as well and…after Jazz school, we kind of started this band.

リズ:えーと、高校で。バンドの初期メンバーも(同じ高校にいた)。 ケイティーとクリスは初期メンバーじゃないけど、初期メンバーはNZにいるわ。でも私達は、みんな高校ではバンドやってて、違うバンドだけど。でもその後みんなで結局ジャズを勉強することになったの。ジャズ学校の後、このバンドを始めたって感じかな。

 

Interviewer:
And it ends up that you are in a guitar based rock band. How did that evolution happen? With the jazz background, I imagine you are able to draw from what you’ve learnt and that can help you form music in some way?

インタビュアー:それでギターがメインのロックバンドになっちゃったわけでしょ。その進化はどうやって起こったの? ジャズの背景があるから、それが、今の曲作りとかになんらかの形で役立ってると思うけど?

 

Liz:
Yeah for sure. I mean, I, like, we’re on different instruments and things like that. And… but I mean the couple of things are just like they are communication where you are kind of all speaking the same language. And, um, oh, something else is just, I guess that when we were studying jazz it’s kind of collaborative ..um it’s a collaborative music, basically you are always um, feeding off the people around you and like getting all of joy out of just playing and making music while you are making it. Not just kind of like trying to recreate something, I suppose. I think, that’s something that I think is quite important, to me anyway, to…, I hope that it’s like enjoyable to physically play the music and experience it.

リズ:うん、もちろん。なんていうか、私は、私たちはみんな違う楽器をやってるわけだけど、なんていうか、バックグラウンドが同じだからみんなコミュニケーションが取りやすいのと、あと、ジャズを勉強してる時、ジャズって共同で作る…共同で作る音楽なのね。基本的に、周りの人の音を受け取りながら演奏するわけで、その音楽を演奏して作ってる瞬間が楽しいの。既にあるものを再現するんじゃなくて。それが私には重要なことだと思う。私は、実際に演奏して体験してる時が楽しくあってほしいかな。

 

やっぱりキーウィアクセントの上にボソボソと喋るボーカルの英語の聞き取りにくさは半端ないですね(笑) 

ちなみに私はこのバンドの Little Deathっていう歌が好きです☆