差別社会日本☆ コネ社会ニュージーランド☆

差別社会日本☆ コネ社会ニュージーランド☆

キオラー☆ マオリ語でこんにちは~☆

 

NZにワーホリで一年以上過ごしてある結論に達しました☆ 

NZは恐らく日本よりコネ社会です☆

 

雇い主がかなり具体的な能力を求めているのでないかぎり、大部分の仕事は求人サイトに載りません☆

 

じゃあどうやって仕事が決まるのか?

 

経営者「人が足りないんだけど、知り合いで誰か働ける人いない?」

 

下僕A「あ~ちょっと友達に聞いてみるッス!」

下僕B「俺の彼女がバイト探してます!」

経営者「よ~しお前の彼女採用!」

 

こうやって決まるんです(>_<)  

 

ワーホリでNZに来てキャバでしか働いたことのない、そんな私が今こうして修理屋の受付兼IT係でワークビザを取っているのも、彼氏というコネのおかげです!

 

ほとんどの経営者が新しく人を雇う時、まず身内から探すんです☆ どうしても見つからない場合は最終的に求人サイトに広告を出すんですが、そこまでがけっこう長いんです☆

 

 

なんで最初からサクッと求人サイトとかで募集をかけないのか☆ 主な理由として、まず求人サイトに載せるのにも結構お金がかかるからというのが思い浮かびますが、本当の理由はおそらく別にあります☆

 

知らない人は信用できない

 

本当の理由は、「会ったこともない人を信用できない」からです☆

 

新しく雇う人が下僕Bの彼女だったりする場合、下僕Bが身元保証人ですからね! その下僕Bが信用できる人なら、きっとその彼女も大丈夫だろう、もしなにかあっても下僕Bがなんとかしてくれるだろう…という考えが背景にあります☆

 

ではなぜ「会ったこともない人は信用できない」のでしょうか☆

 

その秘密はNZの履歴書にあります(笑)

日本の履歴書とNZの履歴書の違いを下にまとめました!

 

履歴書の項目

日本

ニュージーランド

顔写真

あり

なし

性別

あり

なし

年齢

あり

なし

婚姻状況

あり

なし

職歴

全て記入

書きたいものだけ

学歴

全て記入

書きたいものだけ

家族構成

場合によっては記入

( ゚,_ゝ゚)バカジャネーノ

 

 

この表を見て、「え、じゃあNZの履歴書には何が書いてあるの?」と思いますよね☆

 

こんな感じになります↓

 

ナタリー・フセイン

住所:Dominion Road, Mt Eden 電話番号:021xxxxxx 

Eメール:ナタリー@ナタリーメール.com

労働ビザ:ありまぁす!

コンセプト:キラキラ感覚アラサーパワー☆

ライフスタンス:いつでも前向き3歩進んで2歩下がる☆

座右の銘:明日に向かって~No Future~

尊敬する人:ドランクドラゴンの太ってる方

学歴:私大数学科卒業

職歴:中小企業でオフィスのスーパースター5年以上

特技:因数分解☆

 

マジで書きたいことだけ書くんです(笑)

もっと言っちゃうと名前もニックネームでOKです(笑) 本名である必要はないんです(笑) 私の履歴書も、本名ではなくナタリーって書いてますよ~♪

 

 

職歴や学歴がない人はそれらの代わりにボランティア経験とかを沢山書いたりします☆

 

 

日本の履歴書はいつからいつまでどの会社で正社員で~、いつからいつまでどの学校で~など、かなり正確に詳しく書かないといけませんよね~☆

 

自己アピール

NZの履歴書は、履歴書というよりも、自己アピールなんです

 

そして年齢も性別も顔写真も載せないのは、全て「差別」に繋がるっていう理由からです☆

顔写真は肌の色が分かるから→人種差別

性別→性差別

年齢→年齢差別

婚姻状況に至っては…そんなの思いつくの日本だけでしょう(笑)

 

もしもNZで日本式の履歴書が求められたら(求められることはないですけど)、こちらの基準だと違法になります☆ 

 

私はこれらの点に関しては、完全にNZの方が正しいと思います☆ 仕事するのに顔も年齢も性別も婚姻状況も関係ないでしょ☆ そりゃあもちろん業種によっては多少影響あるでしょうけど、でも絶対男性じゃないといけないとか、絶対若い人じゃないといけない仕事なんて、全体から見たらホンの一部ですよ☆ ましてや絶対独身/既婚じゃないといけない仕事って何…?(笑)

 

仕事の内容に本質的に関係ない項目は全て除いて、職歴や学歴、履歴書の書き方から見える性格などで判断するのが本来あるべき姿勢だと思います☆

 

理想はそうだけど…

ただし、理想はそうなんですけど、雇う側からすると、これまでの生い立ちが全て書かれた日本の履歴書と、応募者のアピールポイントだけが載っているNZの履歴書、信用できるのは…やっぱり日本の履歴書なんですよね(笑)

 

だって暴行事件起こして高校3回以上退学になったとか、半年間で10回転職してるという情報はNZの履歴書からは絶対に分からない(笑) 

 

履歴書が信用できない以上、結局NZではコネが重要になるんですね☆ 誰かの友達とか、昔の同僚とか、なんらかの形で信用がある人が優先的に採用されるのです☆ 

 

さぁ、今日からコネをコネコネしましょうね☆