ニュージーランド移民局「売春は技能職と認めます」

キオラー♪　マオリ語でこんにちは～☆

最近英語の勉強をしまくってるせいで、ブログの更新が久しぶり♪

突然ですが、NZでは売春は合法です☆

日本や他の外国みたいに「これはあくまでマッサージです。」「マッサージ師と客がたまたまその場で恋に落ちたんです。自由恋愛でしょ？」みたいなバカっぽい言い訳で暗黙の了解のもと行われているわけではございません☆　

NZでも元々は違法だったのですが、2003年に売春は合法化されました☆　

どうして合法化されたのか？

それは

・いくら規制しようが需要があるせいで結局のところ地下でやられるわけだし

・（シングルマザーで頼れる人がいない等の）やむを得ない理由で売春する人はどの社会にも一定数いて、無視できるほど少なくない

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・そういう人達は現場で不当な扱いを受けることが多い（もともと違法なことをしているわけだから、労働者の権利なんて声高に叫ぶことは不可能）

・違法労働だからもちろん税金も課されない

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・もういっそ合法化して、法整備してそれらの社会的弱者を守ろう☆

・ついでに税収もアップ☆

というように、NZではかなり現実主義的な議論を経て売春合法化に至ったわけです☆

こういうの、「理想論よりも合理性」と思わせるような西欧の態度が垣間見える気がしますね☆

「え～、ヒスパニック増えすぎちゃって、英語分かんなくてもスペイン語だけで生活してる人がこんなにいるの～？もういいよ。じゃあとりあえずスペイン語も公用語で！」と公用語を英語とスペイン語にしちゃったアメリカみたいな☆　ただアメリカは銃規制に関してはまったく合理性が欠如しているようですが…☆

それはいいんですけど、晴れてニュージーランドでは表の職業となった売春ですが、依然として「外国人留学生」がバイトとして体を売るということは禁止されていました☆　合法化してから１５年たった今日この頃、「普通の職業のはずなのに、合法年齢になった外国人学生がバイトでできないってのは差別じゃない？」と再びNZの国会で議論が熱を帯びてきました☆

それに便乗してかしないでか、「っていうかさ～、普通の職業なのに、永住権申請できないっておかしくない？」と外国人セックス・ワーカーも意義を申し立てます☆

NZの永住権はポイント制になっていて、私も詳しくはないのですが、学歴や職歴、収入や年齢などに点数がついて、それらが規定の点数を満たすと晴れて永住権が貰えるようになっているんですね☆　もちろんＮＺで足りていない技能の職種が優遇されるというのはあるのですが、割とどんな仕事でも条件さえ満たせば永住権は申請できるらしいです☆

ニュージーランド移民局が公開している技能職リストというものがあります☆　技能職というと、エンジニアとかが思い浮かびますが、膨大な量のリストにはウェイターとか受付とかも入っていて、要するにどんな仕事も技能職です☆　どんな仕事でも永住権を申請すること自体は可能なんです☆

そして今回分かったのですが、「セックスワーカー（またはエスコート）」もこのリストにしっかり入っていたんですね☆　移民局が認めたんです☆　→　https://skillshortages.immigration.govt.nz/sex-worker-or-escort/

セックスワーカーの定義は「Provides clients with sexual services or social companionship – お客さんに性的サービスや付き添いサービスを提供する仕事」です☆　ただし、移民局は「でもセックスワーカーの技能は「NZで不足している技能リスト」には入ってないから（足りてるから～）」とも言ってます☆　　←　足りてるの！？　

というわけで、「私のセックス・スキルを認めてるなら、永住権申請させてよ☆」という主張、かなり真っ当ですね☆

ただ、現実問題として今の段階ではビザ申請は難しいだろうというのがその筋の専門家の見解です☆

移民局「関連した職歴が３年以上か、または承認されている資格を持ってないと申請はダメだよ～」←関連した職歴はともかく資格ってなんやねん☆　まずセックス専門学校作れやっ！

※ただしNZの専門学校は冗談みたいにレベルが低いところがあります☆　地雷に注意☆