ワーホリエージェントの嘘☆

ワーホリエージェントの嘘☆

キオラー☆ マオリ語でこんにちは~☆ ハイレマイ~☆ マオリ語でようこそ~☆

 

ワーキングホリデー1年の間に割と沢山の日本人と会いました☆ 

主にキャバ時代と、語学学校時代ですが☆ 

モハメドと付き合いだしてからは束縛がきつくて、それほど遊びにいけてません☆ 

同じワーキングホリデーで1年いるって言っても、ワーホリの人たちの英語力は本当にピンキリです☆ 

私が会った中で一番「この人すごい!」と思ったのは、キーウィ達に日本の主な政党の特徴と政策を英語で説明していた21歳のワーホリ少年Aでした☆ 

 

発音は明らかに日本人でしたけど、小難しい話をしてるのに、難しい単語を使わずに基本的な表現だけで(←だから私でも理解できた☆)しっかりと言いたいことを正確に伝える彼の英語は、とってもかっこよかったです☆ 

私が彼に会ったのは、彼が日本に帰国する少し前でしたが、1年間という短い期間で文字通り英語をマスターしてましたね☆ 

レストランで英語で接客できる…も充分すごいけど、それだけじゃなくて、「抽象的な内容の話を英語で楽しむことができるレベル」というのは私の中でマスターレベルなんです☆

 

ちなみに反対に一番「こいつやべぇ」って思ったのは、「昨日はありがとう」を Yesterday is Thank you と言ってきた現地某日系企業に勤めるアラサーワーホリ青年B(別名のび太)でした☆ 

 

彼もその時点で半年以上NZに住んでたはずですが… Yesterday once more~♪

 

あれはまだ私がワーキングホリデーのことをあまり知らなかった頃、本屋で何気なく手に取った留学・ワーホリ特集本に、ワーホリエージェントとワーホリメーカーのこんなやりとりが書かれていました☆

 

質問. 「中学校レベルも満足にできない僕・私が海外に行って英語が話せるようになるんでしょうか?」

 

回答. 「こんな話があります。カナダのあるバーに日本人のワーホリ&留学生グループが行った時、東大出身の子はネイティブの人たちの会話に全然参加せずに、静かにそこにいただけだったのですが、中学校しか卒業していない同い年の男の子は軽快なジョークでカナダ人を笑わせて、彼の周りには人が集まっていたんですよ。それを見ていた東大生は、「読んだり書いたりはできるけど、リスニングは苦手で」とつぶやいてどこかに行ってしまったんです。どうですか? こうやって聞くと、できそうな気がしてくるでしょう? 学校の成績なんて関係ないです。」

 

私はこの記事を読みながらその時「うわーすごーい嘘くさーい☆」と思ったので、かなり印象に残っています(笑) 

結論から言うと、このワーホリ本に書いてあることは100%嘘というわけではないと思います☆ 

 

この中学校しか出てない子は普通に考えて努力して自分で勉強したか、コミュニケーション能力が抜群に高かったのでしょう☆ そしてこの東大生の方はたまにいる高学歴でコミュニケーション障害がある人でしょう☆

世界中探せばそんな二人が同じ時に同じ場所にいることもあるでしょう☆ 数奇な運命のめぐり合わせによって…☆

この極端な例と極端な例を組み合わせて、さも「よくあること」のように記事にするスタイル(笑) 嘘ではないにしろ、ワーホリ誇大広告ここに極まれり☆

 

嘘じゃない…嘘じゃないけど…でも騙されないでねっ(>_<) 

 

 

ワーホリ特集本に真っ向からケンカ売っちゃいますけど、残念ながらワーキングホリデーに来てからの英語の伸び方は、日本を出るまでの学習量とかなり大きな関係があると思います(>_<) 学生時代の英語の成績が悪くても、社会人になってから英語学習をつづけていた人なら普通に上手くなります☆ そういう意味で、大学を休学してワーホリに来る子たちは、直前まで英語の学習をしていたという点でとても有利ですよね☆ 

 

先に出てきた、「この人英語すごくうまいなー」と私が驚いた例の少年A君は京都大学を休学してワーホリに来ていた学生でした☆

 

ちなみに京都大学の去年の入試問題 ↓ 私は最初の3文字で「あ、ムリ♪」って思いました☆ 

「次の日本語を英訳しなさい。

生兵法は大怪我の元と言うが、現代のように個人が簡単に発信できる時代には、特に注意しなければならない。

聞きかじった知識を、さも自分で考えたかのように披露すると、後で必ず痛い目にあう。

専門家とて油断は禁物、専門外では素人であることを忘れがちだ。さまざまな情報がすぐに手に入る世の中だからこそ、確かな知識を身につけることの重要性を見直すことが大切である。

 

 

っていうか、こんなのできるならワーホリしなくていいじゃん…