接近禁止令が敷かれてるのに電話して逮捕されるモハメド(笑)

接近禁止令が敷かれてるのに電話して逮捕されるモハメド(笑)

サラーム☆ ダリ語でこんにちは~☆

元パートナーのモハメドの私に対する暴言そして暴力がだんだん我慢できないレベルになってきたので、この間ついに私はキレて警察に行きました☆

 

もちろん色々と悩みましたよ。

 

 

(1) 警察に行くのはやりすぎかな?

 

とか

 

(2) パートナーシップ解消したら私のパートナービザどうなるの?

 

とか

 

(3) これでアイツに前科がついたら、アイツの市民権ゲットの夢が遠くなるか、最悪の場合は強制退去になるかも…?

 

とか。 特に(2)と(3) について(笑)

 

 

ちょっとだけ後悔しているのが、自分のビザの問題です。自分のビザがどうなるのかとか、かなり重大な問題なので前もってもっと考えておくべきでした。せめてワークビザを貰える職場のアテをつけてから行動に出ればよかったと思うんですけど…

 

モハメドは内戦とかの安全上の理由からアフガニスタンを出て、ニュージーランドに新しいホームを求めてきたわけです。ヘタにドメスティックバイオレンスの前科がついたりして、危険人物として見られると、市民権も永住権もゲットするのが非常に難しくなります。NZではDVというは普通に重い罪なんですよね~。 モハメドの人生をかけたNZ移住、それを私に奪う権利なんてあるのか…とか、ちょっと考えたんですけど、

スラム圏では、知らない男に襲われて暴行を受けたあげくに婚前交渉をしたという罪で裁判にかけられて、そこで加害者の男の意見ばかりが通って死刑になっちゃった悲惨すぎる女の子もいるんですよね。

すごい一時的にですけど、その会ったこともない女の子の顔が私の脳内にチラついて、同時に「やれ!やっちまえ!こいつをぶっ潰せ!」っていうアラー(?)の声も聞こえてきたんです。 だから警察に行って洗いざらいぶちまけました(笑) イエーイ☆彡

 

精神的にまいっていた私は完全すっぴんで警察署に行ったのですが、非常に惜しいのは話を聞いてくれた警官がイケメンキーウィだったということ。 色々とメモを取りつつ話を聞いてもらいながら、私の頭にあったのは「なんで最低限の化粧をしてこなかったのわたし(>_<)」ということ。 振り返ってみると、意外と余裕あったんですね、あの時の私。

 

警察署に行った後は話が高速で進んで、私は翌日には今一時的に住ませてもらっているDV被害者の隠れ家みたいなところに引っ越しをし、裁判所で「プロテクションオーダー(接近禁止命令)」というものをモハメドに対して発行してもらえました。

 

プロテクションオーダーというのは、ストーカーやDVをする家族に対し出されるもので、要するにモハメドはこれから3ヶ月間は

・私の半径100mに近づくことは禁止

・私に連絡(電話、メールいかなる手段でも)することも禁止

 

になりました。 友達を通して連絡するのもアウトになるらしいです。弁護士とかの完全な第三者ならいいのかな?

 

プロテクションオーダーに関しては、モハメド本人に直接、裁判所に所属する警官(?)みたいな人から連絡が行くようです。今回の件に関しては警官が実際にモハメドの家(私の家でもあったけど)に行って、対面でやっていけないことの説明をしたそうです。

 

モハメドはアホなので、プロテクションオーダーを受け取った直後に私に電話してきました。

私はそれを警察に報告して、

モハメドは無事逮捕、という一連の出来事が1時間以内に(笑)

 

逮捕といっても留置所でひと晩拘束されるだけですけど…

 

でもモハメドはただのアホじゃないんです。真性なんです。

 

留置所でこってりとプロテクションオーダーについての説明を再度受けたのにも関わらず、釈放されてから私に今度はメールを送ってきました。

そのメールを私は警察に報告して

またモハメドが逮捕される

 

というなにこのループ? みたいなことが3回繰り返され(つまりモハメドは3日間留置所で過ごした)、ようやくモハメドは私にいかなる連絡もできないんだということを学びましたとさ☆彡 

 

正直ちょっと笑えましたけど、税金で働いてる警官の仕事を増やしてしまい少しだけ申し訳ないですねっ☆彡 私もけっこう税金払ったし、これくらいいいよねっ(>_<)

 

こんな人が書いています。

ナタリー
ナタリー
アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆