難民パートナー(元)とのキラキラした思い出

難民パートナー(元)とのキラキラした思い出

DV被害者避難シェルターで生活してると、意外とモハメドのことは考えません。

転職活動とか、他の被害者女性達とお喋りしたり等で、なにかと忙しいのです(笑)

 

それでもふとした時、モハメドと過ごしてできた数々の思い出が蘇ってきます。

 

楽しかった思い出、微妙だった思い出…なんだかんだと長い時間を過ごしたものです。

 

ヤギのゆきちゃん

モハメドの友達(?)のアフガンおじさんの牧場に遊びに行った時の話です。

このアフガニスタンのおじさんは難民としてNZに来てから真面目に働き、小さな牧場を経営するまでになりました。飼っているのは牛とヤギとニワトリです。

私は彼の牧場で一匹のヤギと仲良くなり、そのヤギにゆきちゃんと名前を付けました。 ひとしきりゆきちゃんと遊んだ後、私はモハメドに呼ばれ、モハメドの友達の家で昼食をいただきました。

おじさん「ヤギ好きなの?」

私「はい!すっごく可愛い!」

おじさん「そうなんだ。」

 

帰り際、モハメドはおじさんから大量のお肉を貰いました。

 

それがゆきちゃんだったというホラーオチです(T_T)

 

ヤギ好きって、そういう意味じゃないっ(>_<)  この時はけっこうなショックを受けたのでモハメドとケンカしました。

私「別にゆきちゃんを殺さなくたってよかったじゃん!」

モハメド「うるせー! ハラル(イスラム的にOKな殺し方)だからいいんだよ!」←そういう問題じゃない

 

この時、久しぶりに「おっとやべぇ、こいつらマジで話が通じないよ」と危機感を覚えました☆

しかし、このヤギ肉を捨ててしまうのはさすがにゆきちゃんに悪いので、気持ちを切り替えて料理しましたよ。 でもさすがに私は食べられず、モハメドだけが食ってましたね。

偽善者っぽいけど、スーパーに並んでる肉なら美味しく食べられるけど、さっきまで生きてた動物の肉は無理でした…(>_<)

 

 

「Win-winの関係」

サイード君(モハメドの友達の中ではマシな方のカスアフガニスタン人)の話です。彼はマッチングアプリで知り合ったパキスタン人の女の子と、体の関係まで持ったにも関わらず、その後彼女からメールが来ても無視するようになりました。 体の関係まで行ったにも関わらずというか、体の関係を持ったからもう用なしということなんでしょうか。

サイード君はカス共の中でもマシな部類に入るので、まだ更生は可能なんです。若いし。なので私はモハメドに言いました。

私「責任もてとは言わないけど、せめて返信くらいするようにサイードに言ったら? 無視はひどいじゃん。」

モハメド「いいんだよ。そのパキスタンの女もどうせ母国に帰って結婚するんだし。ここでやってることはそれまでの遊びなんだから。Win-Winの関係だろ?

結婚相手には未経験の女性を求めるくせに、このびっくりするくらいの軽いダブルスタンダード…! うんこ野郎どもです(>_<)

 

ただ、マッチングアプリの普及のせいで、出会いと別れの価値が軽くなったってのも確かにありますよね。こういうのがなかったころは、次が簡単に見つからない分、もう少し出会った相手を大事にしたんだろうな、と思いますね。 

 

ニュージーランドに来る前は、なんとなくアジア(日本と韓国除く)とか中東の人達は貞操観念が強くて、そんなに遊んだりしないだろうなんて思っていましたけど、全然そんなことなかったです。みんなアニマルですよねっ☆彡 こういうのってやっぱり実際に海外に出てその人達と話したり、やってることを見たりしないと分からないものですね。

 

取り締まり基準が少しゆるいHendersonの警察

同じオークランドでも、西オークランドと南オークランドはその他の地域と比べると少し治安が悪めです。ちなみに私が働いていたマンゲア(南オークランド)は危険なことで有名なエリアです。ハミッド(モハメドの友達のカス)が住んでいるのは西オークランドのHendersonという街で、ここも悪さを働く人が多いので、治安も悪く、警察も常に動いている状態です。

ある日私がハミッドと二人で、車の中でモハメドを待っていた時の話です。その時、ハミッドは草を吸ってました。 私はその匂いがイヤだったので、窓を開けて空気の入れ替えをしていました。その時です。警官がすぐ車の外に立っていて、窓から「何してんの~?」と私達に話しかけてきたのです。

その時に私の頭の中にあったことは、「大丈夫!私は吸ってない!」と「やったね!ハミッド再逮捕☆彡」の二つでした☆彡

パブリックの場で(というか警官の目の前で)草を堂々と吸っているハミッドは逮捕されるだろうと私は確信していたのですが、予想に反してそのキーウィの警官は「車上あらしなんかしてないよな?」等とハミッドと2~3会話しただけでその場から去ってしまいました。

 

オイ、仕事しろよ警察っ!(>_<)  

 

ハミッド曰く、ヘンダーソン周辺は盗みとか強盗とかする人が多すぎて、マリファナくらいじゃイチイチ取り締まらないそうです。オンリー・イン・ヘンダーソン☆彡 ちなみにハミッドは過去に車上荒らしで逮捕されているので、ヘンダーソンの警察は顔見知りが多いとか。

 

餃子にヨーグルト

 

あれー、なんか、こうして書くと良い思い出とか特にない…(>_<) どうでもいい思い出ばかりですね☆彡

 

あとは、人の餃子に勝手にヨーグルトかけられたことくらいでしょうか。

ホントにやめてほしかった…(>_<) 

日本には、からあげにレモンをかけられたくらいで切れる沸点が低い人達がいます。ギョーザにヨーグルトの衝撃はからあげにレモンの比じゃないです。 (あと、別バージョンとしてチャーハンにヨーグルトというのもあります。)

なのに何度も食べてるうちに、ヨーグルトと一緒に食べるギョーザに少し慣れてしまったどころか、ちょっと好きになってしまった自分がまたイヤ…(>_<)

 

でもマクドナルドのライムシェイクの美味しさをディスカバーできたのはモハメドのおかげです。これだけは素直な心で感謝しています☆

※画像はマクドナルド公式から借りてます☆

 

異文化体験をありがとうモハメド…☆