ニュージーランドでは家庭内暴力の前科は隠せない~ドンマイ、カス共~

ニュージーランドでは家庭内暴力の前科は隠せない~ドンマイ、カス共~

キオラー☆彡 マオリ語でこんにちは!

私が現在お世話になっているWomen’s RefugeというDV被害者用のシェルターにはDV被害者の女性がたくさん住んでいます。私の住んでいる家には私を含めて3人いますが、他にも建物はたくさんあり、DV被害にあった移民女性がメインです。そういえばキーウィ女性はあんまりみないですね。

シェルターに住んでいる人を国籍別に見ると、やはり中東やアジアの人が多いですね。アジア内だと韓国人が多い気がします。 もしもニュージーランド人だったり、永住権を持っている人の場合は、ここから生活保護の申請やら色々な手続きの支援も受けられるようです。

私や私のフラットメイトであるアナやモネみたいに、永住権も持っていない外国人も多いのですが、家探しや職探し、警察への同伴など、生活保護以外はキーウィと同じような支援をすべて無料で受けられます。私はこの国では外国人なんですけど、外国人の私にも優しくいろいろとお世話してくれて、本当に毎日感謝の連続です♪ 日本に帰ったら日本在住の外国人には同じように優しくしようと思います☆彡

 

ドメスティックバイオレンスは立派な犯罪なので、加害者は刑事裁判にかけられます。その時に被害者である私たちはウィットネス(証人)として裁判に参加します。有罪判決が出れば、実刑になり、加害者である夫や彼氏には前科が付きます。

ニュージーランドでは、いちどDVの前科が付くと、それ以降、新しいパートナーと結婚する前にそのパートナーに「自分は過去にDVの前科がある」と申告しないといけなくなります。でも、言いたくなければ自分から言う必要はありません。どちらにせよ婚姻届けを出すときに役所の人からパートナーに「この人、前にDVで捕まってるけど、知ってる?」って情報が伝えられるからです(笑)

 

日本に来ていたキーウィ男性と知り合い、彼と結婚するために仕事を辞めてNZに来た日本人女性の相談を思い出しました。彼女は彼と結婚してそのままNZに住むつもりだったのですが、結婚するタイミングでNZの役所の人から「君のパートナー、DVの前科があるけど、知ってたんだよね?」と伝えられます。 「え、聞いてないよ!?」とパニくった彼女はYahoo知恵袋(だったかな?)に「いつも優しい彼氏が、実はDV加害者だって分かったんです。」と相談の投稿をしました。予想通りですけど回答者全員から「別れろよ」って言われてました。ほぼ全員から「結婚する時までその情報を出さなかったそんな男を信用するな!いま優しいのは猫かぶってるだけだ!すぐ逃げろ!」って言われて、彼女は最終的に結婚を保留することにしたみたいですが、相当悩んでいるみたいでした。 

めっちゃ気持ちわかります。 

客観的には別れたほうがいいって分かっていても、結婚までしようとした相手とそんな簡単に別れるなんてできないんですよね。しかも彼女の場合は日本での仕事もやめてNZに来ていたわけですしね。

 

私にできること、それは全力でモハメドに前科をつけてやることくらいです。徹底的にぶちのめしてやるYo☆彡 (>_<)