テロの後で…
サラーム☆ ダリ語でこんにちは。
あんなひどいテロがあったので、NZのみならず世界中のムスリムコミュニティはさぞ沈んでいるかと思いますが、私の周りのムスリム達は平常運転です。今日もハミッドはマリファナの臭いを漂わせていました。「吸わないとやってられないんだよ」みたいなことを言っていますが、吸わなくてもやってられると思います。
ツイッターなどで「だから日本も移民なんかいれたら大変なことになる!」って言っている人がちょくちょくいますが、今回事件を起こしたのはまさにそういう「移民なんか入れたら大変だ!」って言っている側の人なので、むしろ警察はこういうツイートをしてる人達をマークすべきでしょうね☆
犯人の努力もむなしく、私の周りのムスリム難民達は特にダメージを受けていません。NZの首相も「犯人は名前覚えてほしいらしいので、私はもうこれから彼の名は口にしません。」と言っていますし、最近は世界の時間の流れが本当に速いので、この犯人も数年後には「あぁ、そういえばいたね。そんなヤツ。」みたいな存在になるでしょう。
ただ、やさしいキーウィ達は私達移民に対して「私達は移民好きだよっ!」ってメッセージを送っています。
ツイッターで「移民との素晴らしい体験」をカレンさんがシェアしたら、他の人もどんどんコメントを付けていきました。いくつか適当に翻訳しますね☆
twitter.com/kareninauckland/status/1107016909973643264
カレン「21歳の誕生パーティーで酔いすぎて、家のドアをロックして締め出されちゃってさ。夜中の3時に。隣のトンガ人の家をノックしたら、お茶入れてくれて、しかも卵サンドまでくれたの!」
A man named Muhammed, a refugee, comes every week to help in the large vegetable garden behind my wife's elderly relative's house. They struggle to tend the garden by themselves now.
Also, all of them are devout Catholics. Three of them are Priests. They love time with Muhammed.— Curtis Barnes (@Curtis_at_Home) March 17, 2019
カーティス「モハメドっていう名前の難民の男が毎週妻の年老いた親戚の野菜畑を手伝ってくれるんだ。みんな年寄りだから自分達だけでは大変でさ。(親戚は)みんなカトリックで、3人は司祭だよ。みんなモハメドとの時間を凄く楽しんでる。」
twitter.com/ashajstark/status/1107117646573498369
アシャ「前にアフガニスタン人夫婦の隣に住んでたんだけど、あの人達毎回、毎回その時作ってる料理を皿にのせて持ってきてくれたの。なんでかというと、(1) 私がガリガリで、そのままでいることは親不孝になると思ったから(彼らは私の母にあったこともないのに)、そして(2) 料理つくる家族がいるってのが、彼らにとって懐かしかったからだって。( ;∀;)」
My mother is 91 and her Iranian neighbors are always dropping in with food and to check she is OK. They are generous and kind hearted. They came to my father’s funeral in a Catholic Church to support our family.
— Louise LaHatte (@lahatte) March 17, 2019
ルイース「母は91歳なんだけど、隣のイラン人がいつも食べ物を持って、調子はどうか訪ねに来てくれる。すごく優しい人達。カトリック教会でした私の父の葬式にも、私の家族のために来てくれたしね。」
twitter.com/TipiwhenuaStone/status/1107183699529891841
田舎のママ「家の近くにインド人がオーナーの小さな店があって、私の両親がお金なかった時に、買物をツケでさせてくれてたの。ある日私が3人の子を持つシングルマザーになって、自分の買物をしてたら、彼女冷凍食品を私の車にどっさり入れて、両親に挨拶するように言ってきたの( *´艸`)」
This was 1994, so the awareness they were Pakistani New Zealanders (who had been here longer than us, incidentally) came well ahead of any awareness they were Muslim. Because we didn’t care who they worshipped. We once had less judgemental times.
— Jack Yan 甄爵恩 (@jackyan) March 18, 2019
ジャックやん「母が死んだあと、俺と父もかなり悪い状態だった。母のガンと一緒に闘っていたからね。そんな時にパキスタン人でムスリムの家族がけっこう長い間、毎晩ご飯を作ってくれたんだ。1994年の話だけど、その時はその人達がムスリムってことよりも、ただパキスタン系ニュージーランド人なんだなとしか思わなかったよ。どの宗教を信じてるかとか、気にしなかった。あの頃は今みたいに宗教とかですぐに人を判断するような社会じゃなかったんだよね。」
なんか読んでると泣けてくる…(T_T) 優しい世界ですね…
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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