続・アラサー会議☆ 長期滞在が難しくなるオーストラリア☆

続・アラサー会議☆ 長期滞在が難しくなるオーストラリア☆

お酒を飲みながらひたすらダラダラ喋るアラサー女子会語録☆

今回の会議はいったんこれで終わります(笑)

前回までの記事:

・本当にオーストラリアの方が稼げるのか

・日本人を食い物にするビジネス~オーストラリア編~

・日本人を食い物にするビジネス ~ニュージーランド編~

 

学生ビザでオーストラリアに戻ってどうするの?

私「私が気になってるのは、NZにワーホリに来てがっかりした人たちの中で、「学生ビザでオーストラリアに帰る!」っていう人がいるじゃない? その人たちって学生ビザでオーストラリアに戻って生活費とかどうするの? 学生ビザで働けるの?」

 

エージェントC「はい、違法労働するんですよ。」

 

エージェントC「オーストラリアには違法労働者が多いんです。 たぶん取り締まりがNZほどきつくないんですよ。 ワーホリを楽しんだ後、まだ残りたいっ!ていう人は、語学学校に行くという名目で学生ビザをゲットし、週に3~4回ほど語学学校に通いながらがっつり働いたりします。こういう、授業が少なくて、フルタイムで違法労働をする時の負担にならないけど、学生ビザはちゃんと出してくれる学校は私たちの間でビザ取り学校と呼ばれるんです。 ビザ取り学校に100万円以上支払い、1年分の滞在許可をゲットし、違法労働をしながら生活を続けるんです。」

日本人の勤勉性は雇う側にとって本当に都合がいい

 

私「がっつり働けるんですか?」

ペペロンチーノA子「オーストラリアの日系企業は違法賃金が多いから、がっつり働ける。働くこと自体が違法だから、学生ビザの人たちって最低賃金以下でも喜んで働いてくれるし、「いつかワークビザをサポートするよ」と言えば、残りたい人はかなり過酷な状況でも文句を言わずにしっかり働くよね。」

私「そして日本人は真面目な人が多いから、違法賃金で働いているのにかかわらず、変な責任感を持ってしっかり仕事をする…っていうパターン?」

 

ペペロンチーノA子「中には違法労働者にも高めの時給払ってくれる良心的なところもあるしね。」

 

 

私「NZだと残念ながら(?)こういうことをする日系企業はほとんどないよね☆ やっぱりNZの方がその辺厳しいのかな☆」

 

法的最低賃金以下で雇ってあげる悪徳企業があまりない以上、学生ビザでは週に20時間までしか働けません☆ それでは生活ができないので、オーストラリアのように学生ビザでいつまでも残る…ということをNZでする日本人はほとんどいないようです☆

 

長期滞在が難しくなるオーストラリア

 

アイスB美「その人たちっていつまでも学生ビザで語学学校とか行きながらオーストラリアに残るの?」

 

エージェントC「以前はそういうことが比較的簡単にできたんですけど…さすがに違法労働者が増えすぎたので、もともとワークビザなどは結構厳しく審査をしていたオーストラリアですが、最近は学生ビザも厳しく審査するようになりましたよ。学費を払って学生ビザを取って、適当に出席しつつ、がっつり働いてオーストラリア生活を継続~という人がたくさんいたんですが、今年はその学生ビザの申請で拒否される日本人が多かったみたいです。」

 

ペペロンチーノA子「えー、日本人でも落とされるんだ?」

 

エージェントC「そうですね、今まで日本人は特別扱いみたいなところがあったんですけど、それがなくなりました。実際日本人も多くの人が違法労働していますし、頭おかしい人も多いので~(←お酒が入ると口が悪くなるタイプ?) 今までが甘すぎたっていうのもあると思います。オーストラリアでは学生ビザを取るときにはビザ申請の「目的書」という、要するに学校に通う目的を書いた書類を移民局に提出しないといけないのですが、最近これの審査が厳しくなったみたいです。」

 

アイスB美「私がNZの学生ビザを取ってた時にそんなの書いた覚えない(笑) 授業料のレシートだけでビザくれた気がする(笑) それってどんな書類なの?」

 

エージェントC「まあ、要するに英作文なんです。「コレコレこういう理由で、私はオーストラリアのこの学校で学びたいです。」って英語で自分の目的とか予定とか書くんです。」

私「厳しいっていうのは、中身がちゃんと読まれるっていうことですか?」

 

エージェントC「そう、例えばですけど、ワーキングホリデーで2年間もオーストラリアにいたにも関わらず、全然英語の勉強をしなかったせいで英語力が初級レベルからまったく上がっていない、そんな日本人がいるとするじゃないですか。」

 

私「うん☆」

 

エージェントC「そういう人は「ワーホリでは思ったほど英語力が伸びなかったから、語学学校に通いたい」と書いて学生ビザを申請しますね。その一回目は大体通るんですよ。それで学生ビザを無事ゲットできた人は、そのまま学校に顔は出すけど勉強せずに働き続けて、英語力は初級のまま…で、もう1年残ろうとして「1年間英語の勉強したけど、まだまだだと感じたからもう1年学校に通いたいです。」って再度学生ビザの申請をすると…ここで落とされます。

 

私「えー、ちなみにそれってなんで落ちたかとか分かるんですか?」

 

エージェントC「はい。移民局からビザ申請却下理由の手紙が届きます。 けっこう直球ストレートですよ。ビザ申請却下の理由は「3年もオーストラリアにいてまだ初級なの?もう無駄でしょ。」って。」

 

む、無慈悲☆

 

エージェントC「移民局側としては、「あ、この人、勉強する気ないんだ。なんか怪しいな」って思ったら却下しちゃうんですよ。」

アイスB美「え、でもさ、3年間本当に真面目に勉強しても初級レベルっていう人も、中にはいるかもしれないじゃない?」

エージェントC「といっても、どうしても英語勉強したければオーストラリア以外にも英語圏の国ありますしね。それこそニュージーランドとか。」

私「あ~…それもそうですね☆」

オーストラリア学生ビザ却下 日本人で落ちたGTEの例 30歳以上でも受かるためのポイント

まとめ

ちょっと前までは学生ビザでいつまでも残れたオーストラリア、学生ビザの取得さえ難易度が上がってきていて、気軽に残留するのは難しくなったそうです☆

なんだか色々な話が聞けて楽しかった(笑) みんな面白いけど、特にエージェントさんの話はもっと色々聞きたいから、また近いうちにお茶でも行きたいですね☆