【海外でDV】DV避難シェルターの仲間たち☆【Women’s Refuge】
- 2019.10.10
- ダーリンはDV☆
私が今住んでいるのは、ドメスティックバイオレンスの被害女性達が利用できる一時避難所で~す☆ 一時避難所って言っても、なんだかんだ長く住むことになる人も多いみたいです。
シェルターって言っても、普通の家ですよ。ただ、ルールとして誰にも(特に男性には)住所は教えてはいけません。 私はこの家に他に2人の女性と暮らしています。
今のフラット(笑)の仲間たち
アナ(仮) ・・・ 20代半ばインド人。 夫に殺されかけたところ、警察に保護される。
モネ(仮) ・・・ 20代前半 バングラデシュ人。 夫から継続的に暴力を受けて、同じく殺されかけたところを警察に通報して保護される。
ナタリー ・・・ 私。パートナーの暴力とか色々な不満が溜まって警察に通報。 そのまま保護される☆
アナもモネもこっちに住んでいるインド人やバングラデシュ人の男と結婚するためにわざわざ母国から移住してきた人達で、インド人のアナはともかく、バングラデシュから来たモネは英語がかなり怪しいです。
どちらもArranged marriage、いわゆる家族同士で決められた結婚だったようで、こっちに来る前にちょっと母国で一緒に暮らしたくらいの関係だそう。 ほぼ知らない人といきなり同棲して、そのまま結婚するために外国行くなんて、普通に考えたら恐すぎるんですけど…
そして結婚するためだけに来た外国で殴られる生活が待っていたなんて、どんな罰ゲーム?
アナの話は特にヤバいです。この話をする時いつもアナは泣くので、私が100%ちゃんと理解しているのか確信持てませんが、彼女から教えてもらえるパズルのピースを組み立てると、だいたいこういう↓ストーリーになります。
インドにあるアナの地元では、結婚する時に嫁側の家族が夫に多額のお金を渡す文化がある。アナの夫(クズ)はそれが目当てでアナと結婚したけど、実はこっち(NZ)に本命の彼女がいた。アナがこっちで自殺したことにして、お金だけ貰ってその女性と結婚するつもりだった。
自分の遺書まで書かされて、これから殺されるっていうところでアナは命からがら逃げてきたそうです。
そんなクズ男、私だったらどんな手を使ってでもやり返すんですけど、理解できないのはアナがまだそいつの事を好きっていうところです(>_<) アナは「まだ彼のことを愛してるの」とか言っててヤバいです… 目を覚まして! 私も目を覚ましたよ(笑) なにこのストックホルム症候群
ストックホルム症候群とは
誘拐事件や監禁事件などの被害者が、犯人と長い時間を共にすることにより、犯人に過度の連帯感や好意的な感情を抱く現象。ストックホルムシンドローム。
[補説]1973年にストックホルムで起きた人質立てこもり事件で、人質が犯人に協力する行動を取ったことから付いた名称。ーデジタル大辞泉
世界は広いですね☆ 自分はワーホリでNZに来た人達の中で断トツでひどい目に遭ったと思っていましたが、下には下がいますわ。こんなところで不幸のナンバー1争いをすることになるなんて思いもしませんでしたが、こんなに世界が広がるなんて、ワーホリに来て良かった…(?)
ストックホルム症候群↓
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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