映画「好きだった君へのラブレター」 の感想 めちゃくちゃ甘酸っぱい青春ラブコメディです!

映画「好きだった君へのラブレター」 の感想 めちゃくちゃ甘酸っぱい青春ラブコメディです!

邦題が分からないんですけど、最近ネットフリックスで見れるようになったNetflixオリジナルのラブコメ映画「To All the Boys I’ve Loved Before」(邦題:好きだった君へのラブレター ←邦題分かった☆)がかなり良かったです!

 

~あらすじ~ (ネタバレはありません)

ララ・ジーンは幼馴染のジョシュのことが好きだったけど、ジョシュはララの姉のマルゴットと付き合っていた。行き場のない気持ちを抑えるために、実際には出すことのないジョシュ宛のラブレターを書いて貴重品箱に隠すララ。シャイな彼女は今まで好きな男の子ができる度に、同じ儀式をして乗り越えてきた。

マルゴットは大学に進学して家を出るタイミングでジョシュと別れるけれど、姉の元カレと付き合うなんていう裏切りはララには絶対できない。

ある日これまで書いたラブレターがなぜか全て宛名の男たちに投函されてしまい、ジョシュにララの気持ちがバレてしまう。ララは手紙を受け取った5人のうちの1人であるピーターと相談する。 ララはジョシュを避けるため、ピーターは最近別れた彼女にヤキモチを焼かせて振り向かせるために、二人で偽のカップルを演じることにするが…

 

これ、当たりでした(笑) ネットフリックスのオリジナルって当たり外れの差が大きいんですけど、これはいい(笑)

 

主人公のララ・ジーンは韓国人の母親とアメリカ人の父親の下に生まれたミックスの女の子で、可愛いんですけど、地味で大人しい、割と典型的なアジア人学生って感じなんです。 あまり友達も多くなくて、学校で昼ごはん食べる時も居場所を探すのに苦労するようなリア充の反対のような子なんですね。この主人公に感情移入できる人はきっとすごく多いです(笑)

 

偽カップルを演じる相棒のピーターは逆に典型的な人気者という感じの男の子で、最初からどんどん主人公をリードしてくれますが、近くで見ているうちに、明るいだけに見えたピーターも実は他の人が知らない脆いところが沢山あることを主人公は学びます。

 

 

昔の少女漫画のような安心の王道展開で、眠っていた10代の頃の自分が目を覚ますような甘酸っぱい青春ラブコメです! 

 

 

ちょっとデジャブを感じたんですけど、私が小学生くらいの時に見た「She’s All That」っていう映画がかなりこれに近いです(笑) でも「好きだった君へのラブレター」は主人公がアジア人という、ちょっとだけ珍しい設定ですね。 おそらく意図的なんでしょうけど、あまり映画内ではアジア文化は強調されてません。ほのかに匂わせる程度ですね。

She’s All That 「学校一のモテ男が、自分をフッた彼女に仕返しするために、学校で一番変でモテない女の子を可愛くプロデュースして、プロムクイーンに仕立て上げる」というあらすじなんですけど…やっぱり似てるなぁ…(笑) ただ、「学校一の不気味な女」という設定があってもShe’s All Thatの主人公は、普通にめちゃくちゃ可愛いので、あまりリアリティがなかったんです。 

でも、「好きだった君へのラブレター」は別にそういう誇張はなくて、そこそこ可愛いけど、めちゃくちゃ美人というわけではなくて、内気だから目立たないという、”現実にいそうだな~”っていう主人公なので、こっちの方が私は好きです☆

 

 これは日本のネットフリックスでも見れるんでしょうか? きっと人気出ると思います。ところどころ笑えるシーンもありますしね☆

 

見終わった後に、いい気分になれる恋愛映画ですよ♪