難民の上司がアスぺ過ぎて身元保証人になれません
ニュージーランドでは就職活動をする時に履歴書(CV)にリファレンス(身元保証人)を2人くらい書くのが普通です☆
References |
Joe Osborne HR manager Walnut Publishing Ltd Tel: 021xxxxxxxx Email: josbourne@walnut.xx.xx |
↑こんな感じで、履歴書の最後のページにリファレンスの名前と連絡先を書きます。
リファレンスがあれば就職活動で多少有利になるのですが、友達ではリファレンスになれないので、NZでの職歴がない人は最初はボランティアなどをして、なんとかリファレンスを確保します。
私が働いている車の修理屋で、パートナーのモハメドはマネージャーとして働いています。フィリピン人のビクター君(仮)は、NZでポリテクニック(専門学校)に通いながらウチの作業場でインターンとして無給で半年ほど働いていました。 その後、経済的な事情で彼はウチでのインターンをやめて、レストランでバイトをしていたのですが、年末にとうとう専門学校を卒業できて、就職活動を本格的に始めたそうです。モハメドがマネージャーなので、先月にビクター君から、リファレンスになってほしいと連絡がありました☆
あれから1ヶ月、昨日モハメドがオフィスにいる時に、他の修理屋から電話がありました☆
モハメドは机で作業しながら、スピーカーフォンで話し始めます。
他社の採用担当「ビクターって人がそちらでインターンしてたと思うのですが?」
モハメド「おぉ、うんうん、ビクター働いてたよ。」
他社の採用担当「ビクターの働き具合はどうでした?」
モハメド「ビクターはいいやつだよ。 あいつは結婚して、子供もいるんだぜ。」
採用担当「あぁ、そうなんですね~。素晴らしいですね。彼は遅刻とかしませんか?」
モハメド「うん、ビクターは子供もいるんだ。あんな若いのにな、偉いよな。」
採用担当「うん、あの、仕事ぶりはどう?」
モハメド「いやーすごいよ。フィリピンから来て、外国で家族支えようと学校に行ってな~」
採用担当「うん、あの、彼は、その、真面目? 一緒に働いててやりやすい?」
モハメド「子どもがまだ小さくて時間がなくて大変だね~」
採用担当「わかった。ありがとう。」ピッ ←電話が切れる音
採用担当の方のイラ立ちが伝わってきました☆
モハメドは前からちょっとアスぺっぽいところがあったのですが、最近なんかそれがひどくなっている気がします。相手の質問に答えず、最初から最後まで一貫して自分の言いたいことしか言わないアスぺのモハメド(ToT) リファレンスになれないっ
次からは私が代わりに答えることにしました。 半年も無給で働いてコレはちょっとビクター君に申し訳なさすぎる…
この国では上司が部下を査定するのと同じように、部下は部下で上司のことをしっかりと査定しないといけないんですよね。この人は私がやめた時に快くリファレンスになってくれるのか、紹介状を書いてくれるのか、そもそも会話能力があるか等…
ところで今日のモハメドの電話での会話を聞いてたら、口が汚すぎてカスタマーサポートの人に電話を切られたのを思い出しました(笑) 変わってない…あの頃から何にも変わってない☆
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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