ビジネスチャンス?! NZに「酒飲み放題」は存在しません☆

ビジネスチャンス?! NZに「酒飲み放題」は存在しません☆

日本の居酒屋とかでは、制限時間付の飲み放題とかあった気がしますが、NZにはそういうのはありません☆ 私はあまりお酒飲めませんが、キーウィはお酒好きが多いから、やったら流行るんじゃないかな~って思ったりもしたんですが、理由が分かりました♪

 

 

 

NZのバーとか飲食店でお酒を売るには、アルコール販売の免許(Manager Certificateとか、リカーライセンスとかいうらしいです)が必要です☆ 私は持っていませんが、マネージャーさんはこの免許を持っています。

 

このリカーライセンスを持っている人が常にいないと、お酒類の販売はできないんですね♪ だから、これからNZにワーホリに来る人は、リカーライセンスを来てすぐに取っておけば、飲食店などで重宝されると思います☆ 

 

ただ、取るためには、まずお酒を出すお店で働かないといけないっていう条件があるので、無くても仕事見つかるんだったらいらないじゃーん☆ とも思いますよねっ☆

 

 

話を戻しまーす☆ このManager Certificateを取る過程でNZのお酒販売に関わる法律を学ぶんですが、NZの法律で「客を必要以上に酔わせてはいけない」というのがあります☆ 

 

この決まりがあるから「2時間飲み放題」というのは完全にアウトです。きっと若い学生とかは元を取ろうとガンガン飲むでしょうからね~☆

 

お客様が泥酔していたら、それ以上お酒は売ってはいけないと法律で決まってるんです☆

alcoholic

 

でも、酔ってるお客さんにお酒を提供するのを断るって、ちょっとやりにくいですよね~☆ ケンカになりそうだし♪ 実際にはどこまで機能しているのか分からない法律ですよね☆

 

ちなみにウチのキャバでは、レギュラーで来られるお客様が何人かいます☆ そのうちの一人のIさんは、基本的に出来上がってからウチに来るそうです♪ 

 

実は私はまだ会ったことなかったんですけど、この間ついにIさんにお会いできました♪

 

すでに酔っぱらっている状態でご来店なさって、女の子にめちゃくちゃ絡みます☆ 

 

しかも絡み方が暴力的♪ 髪の毛引っ張ったり、叩いたり怒鳴ったりしてきます☆ 

 

目の前ですごい剣幕で怒鳴ったりするIさんを見ながら、私はかなり冷静に「あ~、アル中なんだな~」って思いました♪

 

 

かなりのお金持ちらしいIさんは、きっと晩ご飯の時からガンガン飲んでいるんでしょう☆ いい感じ(っていうか悪い感じ)に酔ってからキャバに来るんですね♪ 

 

 

 

 

NZの法律ではその時点でもうIさんにお酒を売ってはいけないんですけど、オーナーは構わず売ります☆

 

 

法律☆完全☆無視☆

 

 

Iさんは飲みに飲んで、閉店する頃にはまともに立てないくらいになってました☆ 

結局その日、夜中に家族に電話して、迎えに来てもらってました☆ 

 

家族に迎えに来てもらうこと、よくあるらしいです☆

 

この人が行くべき場所はキャバじゃなくて、アル中ミーティングじゃないかな~って思います☆

 

手に負えないキーウィ

 

ちなみにこのIさんは常に酔っているらしいのですが、たまたま他の子がIさんが酔ってない時に会ったことがあるらしく、その時は物腰も柔らかな完全なる別人だったそうです☆ 

 

「いい人」の代名詞になれるような優しさと落ち着きをもつ男性だったとか☆ 

 

その状態の時に抑えられた感情がお酒で解放されるのでしょうか…☆ 

 

 

 

 

いや、ここで解放すんな☆って感じですよね~♪

 

 

 

きれいごとだけではお金を稼ぐのは難しいと思いますけど、ここで働くとお客様だけでなく、人間の嫌な部分ばかり見てしまう気がしますね~☆ 

 

国籍問わずどんどん男が嫌いになるし~☆ せめて普通のレストランとかで働きたいな~♪ 

 

明日もがんばろう☆