クリスマスは友達でパーティーすることにしましたが、半分がドタキャンしてくれました
- 2018.12.26
- アラサードロップ(日記)
サラーム☆ ダリ語でこんにちは~☆
私は去年のクリスマス、パートナーのモハメドに「美味しいレストランに連れてってやる」と言われてまさかのマクドナルドに連れてかれました☆
今年は高くなくていいけど、せめてもう少しロマンティックなところに行きたい!って思っていたのですが、よく考えたらホリデーで店が閉まってるかもしれないですし、もう今から予約もきついだろうな~って思ったのがクリスマス1週間前☆
「友達呼んで家でクリスマスパーティーしようよ」ってモハメドに頼んだのですが、イスラム教徒でクリスマスとか関係ない彼は、「その前日から仕事でタウランガ(車で4時間くらいの街)に行く」と…ここに来て私が一人で家に置いてかれる展開となりました(>_<)
きっと私以外にもクリスマス予定がない人はいるはずっ!ってワラにもすがる思いで知ってる人の何人かに声をかけてみました。 狙い目はワーホリや留学などでこっちの国にいるシングルの人達です。パートナーいる人はパートナーと過ごすだろうし。
そしてパーティーに参加してくれることになったのがこのメンバー☆
Hさん ― 日本人 トルコ人の彼氏がいたけど、Hさんから15万円借りた後に書き置きを残して行方不明
クリスティーナ ― 中国系キーウィ つい最近、彼に「お前のことはFriend with benefitsとしてしか見れない」と言われフラれた可哀想な美人
ジェイ ― 中国人 現在3股中で、プレイボーイを目指してるらしいが、なぜかクリスマスの予定なし
エミリー ― 私の元フラットメイトの中国人 クレジットカードで1000ドルのブーツを買ったのが親にバレて、仕送りが1ヶ月停止中、去年は旅行に行ったけど、今年はどこにも行けず
だいたいみんな20~30前半です。エミリーが一番若いかな☆
パーティーはエミリーの家(私が昔住んでいたフラット)ですることに。
メンバー全員が「できたらここではないどこかにいたい」と思っている…ある意味みんなの心は一つ☆
中でもクリスティーナの持つ負のオーラがすごいです。 キーウィの白人男性と1年間くらい付き合って、彼のために大学院のレポートを99%くらい書いてあげたり、掃除したり料理したりと尽くしたのちに、彼から「ごめん、お前のこと、セ〇レ以上には見れないや☆ テヘ♪」と言われ、しかもその彼には他に本命彼女がいたということを最近知ったとか。 彼女の家族はクリスティーナが白人と付き合ったことにキレてるから、しばらく家にも帰れないという。 誰が一番不幸かっていうマウンティング合戦をするつもりでしたが、もう彼女が優勝でいいと思いました。
何が不思議って、この子がとても美人なことです。 エミリーも美人な部類だけど、クリスティーナは中国の女優にいそうな顔です。ちょっと猫っぽい顔で。過去の男の話を聞いてると、最初は男からアプローチされるけど、お付き合いが始まるとクリスティーナが掃除洗濯料理なんでもかんでもやってあげるようになって、それで男の方がどんどん調子に乗って、最後にクリスティーナが捨てられる…というパターンが出来上がっているようです。 この子の経験からは学べることが沢山ありますね。やっぱり女は尽くしちゃダメなんだわ☆
そして当日の25日
なんとクリスティーナ、職場で「あなた予定ないんでしょ? 私とシフト替わってよ。」って無理やり同僚から仕事を入れられたようで、ドタキャンになりました(T_T) 職場でもぞんざいに扱われるクリスティーナ…(T_T) パーティーの主役になる予定だったのに…
そしてジェイも3股してる内の1人に他の彼女の存在がバレて足を折られたらしく、物理的にパーティーに来ることが不可能になり、こいつもドタキャン(>_<)
残された私とエミリーとHさんの3人で、Hさんが持ってきた「Death」と書かれたクリスマスケーキを食べることになりました☆ 私はとりあえずスーパーで焼くだけのターキーと根菜を買って、ローストを準備。エミリーはクラッカーとチーズとヒマワリの種を持ってたので、一応なんとかパーティーっぽくはなりました。
私「このケーキ、デコレーションの文字はともかく、死ぬほど甘くてめちゃくちゃ美味しいですね。」
Hさん「$40もしたからね。」
エミリー「美味しい~」
私「…にしても、まさか5人中2人がドタキャンするとは…」
エミリー「二人とも直前でデートとか予定ができたのかもね。足怪我したのは嘘で。」
Hさん「そうかもしれないね。…許せない。」
私「デス・ケーキもっと食べましょ。(デス・ケーキっていうパワーワード) あれ、そういえばジェシカ(エミリーのフラットメイト)は?」
エミリー「ジェシカもネイピアの実家に帰ってるよ。」
私「そっか~、会いたかったなぁ~」
急に階段から降りてくるキーウィ男「なに食べてるの?」
エミリー「あ、デボン(仮名)。実家に帰ってなかったの?」
デボン「両親が俺のこと嫌ってるからさ~ハハハ。家は近くなんだけど、呼ばれてないんだよ」
デボンはエミリーの新しいフラットメイトだそうです。
私「一緒にケーキ食べよう☆」
デボンの話を聞くと、今は32歳でITの会社で働いているけれど、20歳の頃に台湾マフィアと一緒に働いて、違法ドラッグのNZ国内の流通に精を出して、多額のお金を儲けた後に警察に逮捕されて、2年間の自宅拘禁の刑になった過去があるそうです☆
私「自宅拘禁って、家から出ちゃいけないだけ? 引きこもりにとっては罰ですらないですね~☆」
デボン「足に輪みたいなのをつけられてさ、家から出ると警察に連絡がいくようになってんの。でも俺はがんばってその機械をハックできたから、無効化して買い物とかはたまに行ってたよ。」
絶対NZの刑って甘々すぎるでしょ。こっちのお菓子と同じくらい激アマですわ☆
私「その時のハッキングのスキルを活かしてIT系の仕事に就いたんですか?」
デボン「いや、もともとコンピュータ好きだった。でもITの仕事ってさ、分かんない人からは全然理解されないじゃん? 母親は俺がしっかり働いてる今も、俺のことを認めてくれないんだ…なんかコンピュータで変なことをしてお金を儲けてるって思われてる。ドラッグを売ってたのは10年も前なのに」←まったく反省してないだろコイツ
Hさん「売ってたのはどのドラッグ?」
デボン「エクスタシー」
私(押尾学のやつか~。)
聞かなかったけど、むしろなんでたった2年間の自宅拘禁で済んだんだろう? 警察のサイトではエクスタシーの製造・流通は14年間の実刑って書いてあるんだけど、初犯だから?
デボン「Facebook見たけど、俺の家族と親戚、俺以外はみんな今夜は母親の家でパーティーしてるみたい。俺はここに1人。最悪なクリスマスだよ。 ワースト。ワーストクリスマス。」
Hさん「もう家族のことは忘れなよ。私も貸してるお金のこと今日は忘れる。急にドライブ行きたくなった。今日って外走ってる車もあんまり見ないし。」
エミリー「じゃあビーチ行こうよ。デボンの車で。」
私「ビーチの前にマクドナルド行きたい☆ やっぱりクリスマスはマクドナルドだよね☆ ライムシェイク飲みたい。」
10時前くらいにみんなで車に乗って、西オークランドのMasseyと言う地域まで行きました☆ 私以外はお酒を飲んでいたので、ガラガラに空いた道路を私が運転しました。 道沿いにあったマクドナルドでライムシェイクを買った後、ビーチ近くに車を停めて、真っ暗な中、海へ向かって歩いていく私達。
なんか肝試しっぽくて、だんだん楽しくなる…みんなのテンションも微妙におかしくなってきます☆
Hさん「私、トルコでもベイルートでもテヘランでも、地の果てまで追いかけて借金返してもらうことに決めました~(笑)」
エミリー「大学受かったんだから$1000のブーツくらい買ったっていいじゃん~」
私「私もどこか遠くに行きたいよう~」
デボン「ウヒヒヒヒヒヒ~イヒヒヒヒヒ~♪」 ← コイツが一番酔っぱらっててテンションヤバかった 母親はパーティーにコイツを呼ばなくて正解
すごく微妙なクリスマスだったけど、マクド行っただけの去年よりは楽しかったです☆
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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