ポストにクッキーが入っていたら食べますか?

ポストにクッキーが入っていたら食べますか?

こんにちは☆ 最近オークランド寒すぎなんですけど!

今日はあまりの寒さに仕事したくなかったのと、有給が溜まっていたのもあり、仕事を休んでエミリーとお茶することにしました。

 

カフェに入ったら、日本人の女の子二人組がいました。別に日本人がいることって、そんなに珍しくもないんですけど、なんかちょっと緊張(?)しちゃうのはなんででしょうね。その二人は最初は静かに話していたのですが、途中でいきなり一人の方が少し大きな声で、

 

「だから私の彼はサウスキャロライナ出身だってば!!いつもノースキャロライナ(←キャにすごいアクセント)と間違えるけど、やめてよ! Bちゃんだって彼氏が南朝鮮と北朝鮮と間違えられたらイヤでしょ!?」

っていう、すごいなんか、なんかすごい会話をしていました。 そんなに違うのでしょうか。 ノースキャロライナとサウスキャロライナ…そしてBちゃんの彼氏は韓国人なのか北朝鮮人なのか…

 

待っていたらエミリーと、友達のトニーも来ました☆

 

フラットホワイトを注文したら、カフェの店員さんが、「君のためにスペシャルだよ」ってラテアート入りのコーヒーを持ってきてくれましたが、何が描いてあるのか分からず、「ありがとうアハハ~☆」としか言えませんでした。 「これ、なんですか?」って聞ける強さがほしいっ(>_<)

 

見ようによってはバラに見えないこともない…?

 

 

トニー「クッキー食べる?」

 

私「食べたい。」

 

トニー「たぶんこれ美味しいと思うんだけどさ」

 

私「え、食べたことないの?」

 

トニー「いや、今朝、俺の家のポストに入ってたの。

 

エミリー「それって危なくない?」

 

トニー「俺もちょっと心配でさ」

 

ならなぜ私に勧めてくるのか

 

 

トニー「自分の家のポストにクッキー入ってたら食べる? ほら、ここ。9番のマライアって書いてある。マライアさんが焼いたってことだよね。 たぶん斜め向かいの家だと思う。昨日クッキーを焼く匂いがしてたから。」

 

エミリー「私は食べないかな」←中国出身

 

私「今の家のポストに入ってたら食べない」←ホームレスと難民と軽犯罪者がハーモニーを奏でるアパート在住

 

トニー「俺も中国だったら食べないんだけど、いま住んでるところって周りみんな昔からいるキーウィだから、大丈夫そうじゃん?」←ノースショア在住

 

エミリー「オートとキャラメル、チョコチップクッキー。おいしそう。ちょっとだけ食べてみる。」

 

トニー「危なくない?」←私に勧めてきたくせに(>_<)

 

ひと口だけ食べるエミリー。

 

おそるおそる見守る私とトニー。

 

どんどん食べるエミリー。気のせいかペースが速くなってる。

 

私「食べるの速くない?」

 

エミリー「これ、おいしいわ。」

 

私も食べてみる…

 

うまいっ。これは、どんどん食べたくなる味(笑) あと、これだけ出来がいいと、確かに近所に配りたくなる…。パサパサしてなくて、しっとりしてる。オートだけでも美味しいけど、キャラメルとチョコチップがところどころ、ちょうどいいアクセントになってる☆

 

大きめのクッキーだったけど、けっきょく私とエミリーで4枚ともあっという間に食べてしまいました。これだけ美味しいから大丈夫。きっと変な物入ってない。

 

 

トニー「これさ、やっぱお礼しないといけないかな」←食べたの私達だけどね

 

私「当たり前じゃん。」

 

エミリー「なんか買ってあげたら?」

 

話し合いの結果、トニーはLushの石鹸を買うことにしましたとさ。 高いけどオシャレだからプレゼントとしては無難だよね。

 

このクッキー、結果的になんの問題もなくてただ美味しいだけのクッキーだったけど、「カレーにヒ素混入」とか「YouTuberがオレオに歯磨き粉を混入」とか、物騒なことが多い世の中だから、ポストにクッキーいれるのはあまりよくない気がしますよね☆ 手渡しの方がいいですよ。