若くして亡くなったオーストラリア女性の最後の手紙
- 2018.01.07
- news アラサードロップ(日記)
こんにちは! ニュージーランドはオーストラリアと深いつながりがあるので、こちらの新聞にもちょくちょくオーストラリアのニュースが入ってきます。
3日前の1月4日、シドニー付近に住んでいたオーストラリア女性のHolly Butcherさんが27歳という若さでガンで亡くなりました。その人が家族に自分の死後にFacebookに投稿するように頼んだメッセージが、インターネット上で大反響を受けています。
私の日本人の友達のAちゃん(NZで大学を出ているので英語はバッチリ)が私のために訳してくれたので、今日はその手紙の和訳を載せますね。私も自分と年が近いこともあり、色々と思うところがありました。素敵なメッセージだと思います。
「26歳という若さで人生の終わりを悟り、受け入れるというのは変な感じ。
普段は意識しないことだから。毎日が過ぎていき、そんな日々がそのまま続くと思うの…予期しないことが起こるまではね。
それが人生の問題よね。 儚くて、貴重で、予測不可能…そして一日一日は当然あるものではなくて、実はギフトなの。 私は27歳になったわ。まだこの人生に終わってほしくない。」
小さなことにくよくよするのはやめよう。
「渋滞に巻き込まれたり、可愛い赤ちゃんのせいで睡眠不足になったり、美容師が髪を短く切りすぎちゃったり…ネイルがかけたり、胸が小さすぎたり、お腹がブヨブヨだったりお尻にセルライトがあったり… 本当どうでもいいことだわ。自分の人生が終わるその順番が来た時、あなたはこんなこと考えてられないって誓うわ。
この目で自分の体が衰えていくのを見てるの。何もできることなんてなくて、ただ願うだけ。あと一回だけ家族と誕生日やクリスマスを過ごせたら…あと一日だけパートナーや犬と過ごせたらってね。あと一回だけ。」
「終わりを迎える最後の時までお金があるのって変な感じ。新しい服とか、そういう普通だったら買ってたものがどうでもよくなる。なんでこんなに服とかモノとかに沢山のお金を使ってたんだろう…バカみたいに思えてくる。
新しい服や化粧品や、結婚式のための宝石にお金を使うよりも、友達に何か買ってあげよう。ご飯をおごってあげたり、いや、料理をしてあげる方がいいわね。コーヒーを奢ってあげてね。植物やマッサージや、キャンドルを買ってあげて、渡す時に相手に愛してるって伝えてあげるの。
他人の時間を尊重してね。時間を守るのが苦手だからって、あまり人を待たせないようにね。友達はあなたを待っていたいんじゃなくて、あなたと一緒に時間を過ごしたいの。それを意識して待ち合わせに早めに着くようにね。時間を守る人は尊敬されるようになるわ。
献血(数えきれないくらいの輸血袋)のおかげで一年間長く生きられました。家族、友達そして愛犬と過ごせたこの一年を永遠に感謝します。人生のハイライトがいくつもあった一年間でした。」
NZHeraldの元記事 www.nzherald.co.nz/lifestyle/news/article.cfm?c_id=6&objectid=11970849
こんな人が書いています。
- アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆
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