火災報知機が鳴った時のアフガン彼氏の反応が…(T_T)

火災報知機が鳴った時のアフガン彼氏の反応が…(T_T)

サラーム☆ こんにちは~☆

 

彼氏のモハメドと、その友達のアフガニスタン人達と一緒に遊んできました☆

 

全員難民です☆

 

タリバンがアフガニスタンを侵略した後、アフガニスタン人は難民となって世界中に散らばりました☆ NZにも流れてきています☆ モハメドの友達のサイード君とハミッド君も難民としてNZに流れ着いてきたそうです☆

 

 

アフガニスタンには日本人にそっくりな顔したハザーラ族という民族がいて、彼らはタリバンがくる以前からもアフガニスタンではすっごく差別されて迫害されてきたそうです☆ 

主な理由はアフガニスタンでは少数派であるシーア派のムスリムだからだそうです、私は見た目がモンゴル系のアジア人だからというのもあるんじゃないかなと思います☆ 人種差別はどこにでもあるから☆

サイード君は本当は24歳くらいらしいのですが、大きな声では言えませんが、私にはよく分からない大人の事情でパスポートを始めNZ公式の書類上では4歳サバ読んで20歳ってことになってます☆ 難民申請のためかな~? サイード君は家族みんなでNZに来たから、その時点では子供ってことになっていた方が都合がよかったのかもしれないですね☆ サイード君は今高校生ですが、同級生よりも本当の年齢は5歳くらい上です☆

でもこういう人達って実は少なくないみたいです☆ 幼いころ(サイード君は別に幼くなかったけど)に家族の都合でNZなどに移民してきた子供達は、みんながみんな裕福な国から来ているわけではありません☆ 本国の政治が不安定だったりすると、例え正当なプロセスを踏んでもパスポートが取れないと言ったことは珍しくないのですね☆ 中国なんかも農村の人達だと戸籍がなかったりして、パスポートを取るのがとても難しいらしいです☆

 

 

モハメドはまだNZでは難民申請が通っていないので、ビザ申請中にもらえる一時ビザみたいなものでNZに滞在しているらしいです☆ ハミッド君やサイード君は無事に難民申請が通ったので、NZのパスポートを持っていて今はNZ人です☆

 

ハミッド君たちの話によると、難民として認められてNZ国籍がもらえると、NZ政府からかなり手厚いサポートが得られるみたいで、彼らの話が本当なら、家とかもらえてそのまま生活保護も出るみたいです☆ ハミッド君もサイード君ももうNZ国籍に変わって結構たつのに、いまだに生活保護で暮らしています☆ ただ、知り合いの難民サポートのボランティアをしている学生によると、そんな都合のいい話はないらしいんですけどね☆ でも当事者(ハミッド)がそう言ってますからね~☆ 

 

モハメドと暮らしていると、以前テレビのニュースで見ていたことは、現実の世界で起こっていたんだな~って意識させられる瞬間が唐突にあります☆ 

この間モハメドが昼寝をしている横で料理をしていた時、私の不注意で少し料理を焦がしてしまい、煙感知器がそれに反応してアラームが鳴りだしました☆ 

その瞬間寝ていたはずのモハメドが音の速さでサッと床に伏せ、頭を両手で隠しました☆ 

 

落ち着いて! 

 

空襲のサイレンじゃないよっ(>_<)  

 

しかもその身のこなしから、慣れているのが伝わってくる…! 

こういう姿を見ると壮絶な過去があったんだろうな~って可哀想になります☆

 

モハメドだけでなく、アフガン難民のみんなに対して同情します☆

 

ここまで書いておいてアレですが、個人的には私はモハメドの友達が、特にハミッド君があんまり好きでないです☆ いや、サイード君はそこまででもないんですけど、ハミッド君は生活保護をもらいながら働かずに暮らしているのに、毎日お酒飲んで、色々と危険っぽい違法薬物に手を出して、自分だけでやればいいのに(←よくないけど)、彼女のキーウィ女性にもやらせたり、なんだか好き放題いけないことをしているから☆

 

日本を出るまでの私は、宗教を信仰している人はみんな真面目だっていう偏見を持っていました☆ 日本ではクリスチャンにもムスリムにも実際に会ったことがなかったから☆ 当たり前ですけどみんなただの人間ですよね☆