トランスジェンダーの女性を泣かすアフガン難民

トランスジェンダーの女性を泣かすアフガン難民

サラーム☆ ダリ語でこんにちは~☆

 

私の旦那のモハメドはガッチガチのイスラム教徒の国で生まれ育って、その後もNZ に来るまではイスラム教国家でずっと働いていたので、LGBTの人たちのことを心の底から嫌悪しています☆

 

NZでは同性婚がちょっと前に合法化されたのですが、その事実を知った時もモハメドは凄く大きなショックを受けて、「この国はおかしいんじゃないのか」とか言ってました☆ ←おかしいのはオマエだよ☆

 

もちろんモハメドがパートタイムで働くケバブ屋にもちょくちょくLGBTのお客さんは来ますけど、そこはさすが商売人という感じで、嫌悪感を欠片も顔に出さずに、とても爽やかに接客しています☆ 家ではさんざん悪口を言っていながら、です☆

その感情をうまく隠して働く姿を見て、私は感心するとともに、「中東の人間って、こんなに表裏で表情が違うんだ」とちょっと恐くなります☆ 

 

 

ケバブ屋のお客さんの中に一人、たまに来るトランスジェンダーの女性がいます☆ 体は男、心は女というパターンですね☆ 名前は知りませんが、仮にAさんとします☆ 年齢は大体20代前半っぽいみたいです☆ 顔はとても綺麗な感じの人なのですが、ちょっと青髭が見えるんですよね☆ レーザー脱毛すれば解決しそうですけど☆

モハメドは商売をしている時は完全にプロなので、そのAさんにも当然いろいろとサービスをして、リピーターになるように努力をするのですが、Aさんはそこで「この人はとてもいい人」と不幸な勘違いをしてしまいます☆

 

ある日Aさんはモハメドにラブレターを渡します☆

 

ラブレターをもらったモハメド、それまで笑顔で接客していたのに、急に表情を変えてAさんを罵倒します☆ 

 

モハメド「失せろこの〇〇野郎っ!○○○○(放送禁止用語連発)」

 

(;゚Д゚) ←こんな顔になるAさん

 

(ノД`)・゜・。←その後両手で顔を押さえ、泣きながら走り去るAさん(モハメド談)

 

その後「今日は気持ち悪い変態を追っ払ってやったぜ!」とすっきりした顔で私に話すモハメド☆

 

(;゚Д゚) ←それを聞いてこんな顔になる私 ここにきて早くも結婚したことを後悔

 

 

 

私「ねぇ、その人はただモハメドのことを好きになっただけなんだよ? ただ、「ごめんなさい、ワイフがいるんだ。」ってだけ言えばよかったじゃん?」

 

モハメド「ああいう奴らがみてるとむかつくんだよ。アフガニスタンだったら死刑だぞ。」←アフガニスタン帰れマジで☆

 

私「あの人たちは生まれた時にもらった体と自分がなりたい体が違うだけだよ☆ そういうの、程度は違っても誰でもあるでしょう?(私だってモデル体型になりたいもん☆」」

 

モハメド「気持ち悪いんだよっ!」←感情でしか話ができない男

 

私「え、じゃあさ、もしも私が元々は男だったらどうするの?」

 

モハメド「オマエ男だったのか?!」 ←頭が悪すぎて話がスムーズにできない(>_<)

 

私「いや、例えばの話だよ☆ 例えば、私が実はもともと男だったら、どうするの?」

 

モハメド「殴って家から追い出す」←即答

 

うーーーーん☆

 

 

こんな人が書いています。

ナタリー
ナタリー
アラサーでNZにワーホリに来ました☆ 頑張って外国で生活してみます☆